台風19号の被害

10月12日(土)に日本列島に上陸した台風19号は各地で大きな被害をもたらしました。

伊那市では豪雨により三峰川と天竜川の水位が上昇して危険な状態になったため、市災害対策本部は被災想定地域に避難指示を発令しました。

お陰様で越水などによる被害は発生しませんでしたが、暴風による農作物への被害などが発生しています。

私は13日(日)に、伊那市役所や総合支所での情報収集や農地や河川等の現地調査を実施しました。

1 三峰川(長谷中尾、黒河内)

・ 南アルプスに降った豪雨により三峰川の水量が増し、黒川との合流点付近では怖いような濁流が見られました(写真)。

・ 三峰川や下流の天竜川の治水のためにも、以前計画されていた上流域への戸草ダムの建設が必要です。

2 美和ダム(三峰川・美和湖)

・ 上流からの大量の立木が溜まっていました(写真)。

3 西箕輪の果樹園

・ 強風により棚が崩壊して収穫直前のブドウ(シャインマスカットなど)が甚大な被害を受けました(写真)。

・ 収穫前のリンゴもほとんどが落下していました。