Ⅰ ヤングケアラーへの支援(4)
7 学習支援
Q 家事を担うヤングケアラーは多いため、家事に対する支援が非常に有効と考えるが、県ではどのように支援をしていくのか? また、家事のため学習に影響が出ている子供が多いと考えるが、子どもへの支援をどのように行っていくのか。
A(子ども若者局長)
ヤングケアラーのいる家庭を訪問し、実態に即した家事支援を行うことは、ケアラーの負担軽減に有効。令和4年度から「子育て世帯訪問支援事業」が実施されており、食事の準備や洗濯・掃除・買い物代行等の支援を行う取り組みが拡大している。こうした取り組みにより、学業に支障をきたしているケアラーの学びの機会と、将来の選択肢・可能性を広げる。
8 条例制定
Q ヤングケアラーについて県民が正しく理解し、県として必要な事業や施策を実施し、県民や関係機関等がそれぞれの立場において必要な支援を行うため、県として早急に支援のための条例を制定することを提案するが?
A(知事)
今後支援策の充実を検討していく段階であるため、条例に関しては今後の課題として捉えている。