Ⅰ 消防広域化について(その2)
2 消防指令センターの共同運用について
・ 将来の広域化の実現に着実につながるよう、指令業務の共同運用などの広域連携を進めることが有効である。
Q(酒井) 県下の消防本部において消防指令センター共同運用に関する検討をしている消防本部があるが、共同運用に関しては、県下1ブロック又は2ブロックでの運用を目指すべきと考える。県では、令和2年度予算で「消防広域化及び連携・協力に係る推進計画」を策定するための調査費を計上していたが、その後推進計画に反映していない。共同運用を検討している消防本部の動きを踏まえて、共同運用の取組について推進計画に定めるとともに、県がリーダーシップを発揮する中で、共同運用に向けた調整を積極的に行うことを提案するが?
A(知事)
県が行った調査では、単独で消防指令センターを整備する場合と、県内1ブロック又は2ブロックで整備した場合の費用の比較など、具体的な分析を行った。今後は、消防本部や市町村長の消防広域化に対する考え方を確認した上で対応する。消防広域化について改めて検討するので、共同運用の在り方についてもその中で検討する。
※ これまで、消防指令センター共同運用については、県は各消防本部に任せていましたが、今回の一般質問で、今後は県がリーダーシップを発揮して各消防本部と調整していくことになります。