11月19日(木)に自民党県議団政調会の現地調査(政務活動)が実施され、副会長として参加しました。
今回は茅野市にある施設等を調査しました。
1 公立諏訪東京理科大学
・ この大学は2018年に公立となりました。
・ 1学部制(工学部)で、情報応用学科と機械電気工学科の2学科制です。
・ 公立化により入学志願者が大幅に増加し、入試の倍率は約10倍です。県内からの入学者は約2割と少ないのが現状です。しかし、卒業生のうち約7割は県内に就職しており、公立大学としての使命を果たしています。
・ 当日はスワリカブランド創造事業(最新IOT用無線(LPWA)を使用して地域課題を解決)、オムニライド(単一球体を車輪とする1人乗りの電動移動支援機器)の説明を受けました(写真)。
・ 調査によりこの大学の研究レベルの高さが理解できましたし、これからの社会や産業を見据えた研究に取り組んでいることが理解できました。
2 茅野市役所(こども・家庭総合支援拠点「育ちあいちの」)
・ この取組は平成30年度に始まり、こどもに関する種々の問題について、総合統括コーディネーター、こども家庭支援員を任用し、スクールソーシャルワーカーなどと連携して対応しています。
・ コーディネーターは各小中学校と連携しており、これにより学校職員の負担は軽減しています。また、コーディネーターを中心に早い段階で問題を吸い上げ適切な支援を実施し、重大で複雑な問題にならないように対応しています。
・ 茅野市ではこどもの担当は教育委員会とし、幼児教育課、学校教育課、子ども課が一体となって対応しているのが特長で、素晴らしい成果をあげていることが理解できました。
3 ヤマウラステイ(茅野市山浦集落内)
・ この事業は「ちの観光まちづくり推進機構」が運営しており、山浦集落内の空き家の古民家を改修して1棟貸しの宿を経営しています。
・ 事業の目的は里山の活性化と空き家の活用で、改修には農水省の補助金を活用しています。
・ 集落内に4棟がありますが、当日は1棟を見学しました。築150年の古民家です。
・ 定員は6名で、1名の宿泊費は3万円(1泊。素泊まりが基本)と高額ですが、非日常を味わえるため大変人気があり、予約で一杯の状態です。