7月23日(火)・24日(水)の両日、自民党県議団の1期・2期の議員で木曽地域の現地調査を実施しました。
今回は、妻籠宿、木曽川右岸道路、長野県林業大学校の3か所です。
調査内容を3回に分けて報告します。
1 妻籠宿(南木曽町)
妻籠宿は、観光地として国内外から注目を集めており、年々観光客が増加しています。特に海外での評価が高く、国内でも有数の観光地となっています。
現在に至るまでには、地域の皆さんの大変な努力がありましたが、行政などに頼らずに自立した活動を継続したことが実を結んだと言えます。
宿の保存の考え方として、「自治体からの財政支援は受けない」、「PR費用はかけない」、「映画撮影や大河ドラマのロケは受けない」ことなどを基本としています。
ここでは、一時的に観光地として注目を集めるのではなく、息の長い活動を行っていることが高く評価できます。
また、地域の皆さんは日頃から観光地としてのあるべき姿を学習しており、大変素晴らしいと感じました。
こうした取組は、宿の保存のための活動ではありますが、地域づくりにもつながっており、大変参考になりました。