自民党県議団の現地調査を実施(2)

7月23日(火)・24日(水)の両日、自民党県議団の1期・2期の議員で木曽地域の現地調査を実施しました。

調査内容を3回に分けて報告します。

2 木曽川右岸道路(南部ルート)

この道路は、木曽川左岸を走る国道19号が事故や災害で通行止めになった場合の迂回路がなく、地域が孤立したり輸送がストップし地域経済に大きな影響を与えるため、右岸にバイパスを開設する事業です。

木曽地域の幹線道路が国道19号だけでは不十分であり、この事業は木曽地域にとっても、県的にも非常に重要です。

南木曽町から木曽町までの延長45㎞を事業区間とし、平成元年に事業着手していますが、これまでの完成区間は22.6㎞で、進捗率は50%となっています。

右岸地域は平坦な地形ではないため、道路を開設する場合は長いトンネル区間が必要です。また左岸の国道19号へのアクセスを確保するために、木曽川に多くの橋を架ける必要があるため、多額な事業費が必要となります。

しかし、木曽地域の安定的な交通を確保するためには、計画的かつ早期に整備を進める必要があると考えます。