県議会・委員会現地調査を実施(5)

8月22日(月)から24日(水)までの3日間にわたり、県議会危機管理・建設委員会の現地調査が行われ、副委員長として参加しました。

今回は、松本・諏訪・上伊那・下伊那地域の県現地機関や委員会関連の事業実施箇所などを調査しました。

事業実施箇所の概要について、5回に分けて報告します。

第5回目は、下伊那地域です。

●飯田市の松川では、松川ダムの再開発事業が行われています。このダムでは、度重なる洪水によりダム湖に土砂が流入して堆積し、洪水調整機能が低下していました。

そこで新たにダムの上流部に分派堰を設置し、洪水時にはバイパストンネルを経て、ダムの下流に土砂を流して、ダム湖への土砂の流入を軽減しています(写真)。

28,8,24委員会調査松川ダム再開発.堆積した砂

28,8,24委員会調査松川ダム再開発

 

●飯田市の「三遠南信道路」では、天竜峡に架かる長大橋(高さ80m、長さ280m)の建設工事が進められています(写真)。

28,8,24委員会調査三遠南信天竜峡橋

この道路は、国土交通省により工事が進められています。

「三遠南信道路」は、飯田市から浜松市に至る100㎞の高規格幹線道路で、「飯田山本IC」で中央道と、「浜松いなさJCT」で新東名道と接続します。

道路開通による経済効果は大きいものが期待できます。