5月20日(日)に東春近田原区の運動会が開催され、地元県会議員として参加しました(写真は競技前の準備運動の様子。遠方には中央アルプスの残雪)。
当日は快晴に恵まれ、絶好の運動会日和になりました。
5月の連休を過ぎると東春近地区では田植えが始まり、当日の前後は田植えの最盛期になります。
そんな忙しい時に運動会が開催されるのですが、田原区ではほとんど全戸の区民が参加します。
開会式の前に、入場行進を行います。
「田原楽団」(区民有志の吹奏楽団)によるファンファーレがあり、楽団の演奏に合わせて入場します。
常会毎に整列して入場しますが、プラカードを先頭に常会旗が続き、その後を区民が元気よく行進します。
競技は常会の対抗戦で行われ、優勝・準優勝チームにはカップが贈られます。
運動会は昼前には終了し、昼からは常会単位で慰労会が開催されます。
どの家も当日は農作業はやめて、運動会と慰労会に参加するそうです。
この区は大変まとまりが良く、区の様々な行事には大勢の区民が参加して交流を深めます。
区民は皆仲良しで、お互いのことを良く知っているので、何かあった時は区民が力を合わせて行動する風土ができていると聞いています。
隣近所との交流が少なくなり、コミュニティー崩壊の危機に瀕している時代になりましたが、田原区は大変素晴らしいと思います。
地区の付き合いは煩わしさもあるでしょうが、メリットの方が大きいと思います。大いに見習うべきでしょう。