9月17日(木)に、伊那市河川・治水・砂防促進期成同盟会の県建設部長への要望活動が県庁で行われ、地元県議会議員として参加しました。
要望には、市長と大沢川・小黒川・小沢川・棚沢川の各期成同盟会の会長が参加し、改善個所の要望を行いました。
この4河川は、市内を流れる主要河川ですが、いずれも急峻な地形にあるため、ゲリラ的な豪雨が降った場合、山から一気に大量の水が流れ出し、水が堤防を乗り越えたり、堤防を破壊したりする恐れがあります。
従って、計画的な護岸強化工事などが必要です。
特に、これらの河川は住宅地域を流れているため、流域住民の生命の安全を確保するためにも、早期の整備が必要です。
この度の関東・東北地区の豪雨災害を見ても、河川の整備がいかに重要であるか、理解することができます。
また、河川内の堆積土砂や立木・草などの除去も必要です。
大水が出た場合には、これらの障害物が水とともに流れ出て下流を襲い、被害が拡大する恐れもあります。
豪雨災害のハード面の備えとしては、森林の整備や砂防工事・河川改良工事の実施などがありますが、あらゆる効果的な手段を取らなくてはなりません。
私も、今後議員活動を通じて、住民の安全の確保のために努力していきたいと考えています。