6月4日(土)に、上伊那農協駒ケ根支所で上伊那農協合併20周年式典が開催され、来賓として出席しました(写真は式辞を述べる御子柴組合長)。
上伊那農協は、平成8年に上伊那の5つの農協が合併して誕生しました。
その後、介護保険事業に取り組んだり、ファミリーマートと提携してコンビニ店舗を誘致するなど、時代の変化にも対応してきました。
現在農協は国から大幅な改革を求められており、厳しい課題に直面しています。
しかし、農協は企業と同じような経済体ではなく、各農家が協同して農家経済を守るという大きな使命もあり、農家にとってメリットがある改革を進めなければなりません。
同時に、消費者が求める農産物を提供していかなければ、今後安定した経営を続けることは困難であり、消費者を意識した経営が求められます。
また、農村は水や大地を守るという公益的な機能を果たしています。
農村を保全していくためにも 農協の果たす役割は大きいと思います。