9月30日(水)に、9月議会定例会で一般質問を行いました。
今回はコロナの時代になり、リーダーの資質が問われていることなどから、知事の政治姿勢などについて質問しました。
質問・答弁の主な内容を数回に分けて報告します。
Ⅰ 知事の政治姿勢等について(1)
1 知事の政治姿勢について
・ コロナの時代を乗り切るには、時代にふさわしいリーダーが求められる。
・ 知事は県のリーダーとしての重い責任を果たしていかなければならないが、その責任を果たしていけるのか知事としての資質が問われる。
Q1 阿部知事には知事に就任してから10年が経過したが、これまで知事として何を大切にして取り組んで来たのか、基本的な政治姿勢は? コロナ後の時代の地方行政におけるリーダーに求められる資質は何か?
A1(知事)
約束を守る、強みを生かす、光が当たりにくいところに光を当てる、この3点を常に意識しながら県政に取り組んで来た。
必要なリーダーの資質は、先見性・政策実現力・人へ温かさがあることの3つ。 今後とも県政に対する責任感をしっかりと持ち、「しあわせ信州」の実現に向けて取り組んでいく。
Q2 阿部知事の政治の原点の一つは、田中知事時代に過ごした長野県時代にある。田中知事が県の総合計画審議会から「未来への提言」を受けて、「コモンズ」を施策の中心に据えて事業を行っていたことを、どのように評価しているのか。また、「コモンズ」に相当するフレーズとして、阿部知事が大切にしているものは何か?
A2(知事)
「コモンズ」の考え方は内容的には先見性があり、今でも方向性としては役立つ概念が盛り込まれている。
知事としては、力強い「自治」が重要と考える。総合計画の中でも「学びと自治」を政策の推進エンジンと位置付けている。共感と対話を大切にしながら、「確かな暮らしの実現」に向けて取り組んでいく。