2月22日(金)に、県議会2月定例会で知事等に対して一般質問を行いましたので、その概要を数回に分けて報告します。
第3回目は「中国との交流等について(その3)」の概要です。
Ⅰ 中国との交流等について
3 グローバル人材の育成について
・ 中国では若者に対する教育的な投資に力を入れており、中でもグローバル人材の育成に熱心に取り組んでいるが、長野県においてもグローバルな人材育成が急務となっている。
・ そのためにも、高校生の海外留学は有効であるため、県として推進すべきと考える。
Q1 県としてグローバル人材の育成について、今後どのように取り組んで行く方針か?
A(知事)
語学力だけでなく、文化的な多様性を受け入れ新しい価値を作りだす能力を身につけた人材を育成することが大変重要。一部の高校をSGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定してリーダーの育成に取り組んでいる。県立大学では、海外プログラムなどを通じてグローバル社会に対応できる人材育成に努めている。また県内経済界と連携して県内大学生の海外インターンシップ事業にも取り組んでいる。
Q2 海外への留学者数を増やしていくことが求められている中で、県では来年度の新規事業として「高校生個人による海外留学への支援」を行うがその狙いは?
A(教育長)
高校生が世界に通ずる視野を持ち、これからの時代を生き抜く資質・能力を身につけるためには、海外に行き様々な体験をすることが大事。より多くの高校生が海外に行く機会を提供するために本事業を新設した。
今後はできるだけ多くの高校生の海外留学を実現したい。