議会で一般質問(2)

2月22日(金)に、県議会2月定例会で知事等に対して一般質問を行いましたので、その概要を数回に分けて報告します。

 第2回目は「中国との交流等について(その2)」の概要です。

Ⅰ 中国との交流等について

2 経済交流について(その2)

(3)日本酒の輸出促進について

 Q 日本酒も輸入が規制されているが、規制解除を想定して日本酒の輸出促進に向けた準備を進めるべきと考えるが?

A(産業労働部長)

  日本食ブームや日本製品に対する評価が高くなっていることから、本県の日本酒の輸出拡大が期待できる。規制解除の際には意欲ある酒蔵の輸出促進を図るため、国税庁やジェトロ等とも連携し、中国向け商談会の開催など輸出支援ができるよう準備を進める。

(4)木材の輸出促進について

Q 長野県産のカラマツ、スギ、ヒノキなどの中国への輸出拡大を図るべきと考えるが今後の方針は?

A(林務部長)

  中国は日本最大の木材の輸出相手国。木造建築への関心が高まる中国への輸出拡大のチャンスと捉え、県内事業者の展示会出展や製品の輸出に取り組み始めた。県内事業者に対して輸出セミナーへの参加を促すなど、輸出拡大に向け取り組む。

(5)インバウンドの促進について

Q1 長野県への中国人旅行者を増やすために、今後どのような方針で誘致を促進するのか? 

A(知事)

  中国国内で増加しているスキー愛好者や、中国人に人気の都市部訪問者などをターゲットに誘客を図る。旅行者の半数を占める家族旅行の誘致も進める。スキー旅行は中部国際空港から白馬への直行バス運行など、利便性を高めて誘致を進める。教育旅行も誘致拡大を図る。