ハッチョウトンボを観察

7月2日(日)に、伊那市富県新山の「新山トンボの楽園」でハッチョウトンボ観察会が開催され、見に行きました。

このイベントは、新山トンボの楽園を育てる会(北原幸人代表)が毎年この時期に開催しています。

このトンボは世界で最も小さい部類と言われており、体長は2cm程度で、オスは美しい赤色(写真)、メスは黄色の縞模様です。

育てる会によると、生息地としては国内有数とされています。五月下旬から羽化が始まり今が最盛期で、8月中旬頃まで見ることができます。

環境が良い湿地帯にしか生息しないため、この地の自然環境がいかに優れているか分かります。

広さ2haの園内や周辺では、40種類ものトンボを観察することができます。

ハッチョウトンボは園内の草の中で活動しており、草の丈より低い位置を飛び回るため、トンボを見つけるのは一苦労です。

この楽園は、10数年前にトンボの生息が確認され、地元の皆さんが生息地の保護や園内の整備を行ってきました。

湿地帯のため木製遊歩道が設置されており、園内を見て回ることができます。

 


6月議会が閉会

7月7日(金)に6月議会(最終日)が開催され、議会に提案された議案や請願・陳情のなどの採決が行なわれ、閉会しました。

知事提出の26議案は、すべて原案のとおり可決・承認されました。

最終日には本会議が開催され、各常任委員長から担当委員会付託された議案、請願・陳情の審査結果を報告し、これをもとに採決が行なわれました(写真は産業観光企業委員長としての報告)。

主な議案は一般会計補正予算案で、物価高騰対策や新型コロナ対応など総額211億円余りの補正額です。

また、議会が提出した「少子化・人口減少対策調査特別委員会」の設置や正副委員長も決定しました。

この委員会は12名で構成され、県が設置する「少子化・人口減少対策戦略検討会議」と歩調を合わせて、議論を進めていきます。7日には、初会合を開催しました。

6月議会が終わると、各委員会は県の現地機関に出向いて調査を行います。

また、私は今年度は「決算特別委員会」の委員にも選任されましたが、県庁各部局や県の現地機関に出向いて決算調査を行います。

 


善光寺の蓮がきれいです

議会定例会開催中は議員会館に宿泊していますが、毎朝善光寺方面へウォーキングに出かけます。

善光寺の大勧進前の「亀の池」は蓮池になっており、美しい花を見ることができます(7月6日の写真)。今頃は満開を迎えていると思います。

ここの蓮は「大賀蓮(おおがはす)」という種類です。2千年前の古代の蓮の実から発芽し、これが全国各地に株分けされたもので、善光寺にも移植されました。

大賀蓮は、世界最古の花として世界的にも人気があるそうです。

議会は7月5日に常任委員会の審査が終わり、7日が最終日でした。

当日は本会議が開催され、各委員会に付託されていた議案、請願・陳情の審査結果を各委員長が報告し、委員長報告をもとに採決されました。

私は、産業・観光・企業委員会の委員長として審査結果を報告しました。