新型コロナ対策会議を開催

5月7日(木)に県庁で自民党県議団の政調会(酒井は副会長)が開催され、新型コロナに関する情勢についての意見交換や知事への提言について協議しました。

4月9日には、自民党県議団から新型コロナウイルス感染症対策に関する提言を知事に提出しました。

その後、国の経済対策に関する補正予算が成立するなど、政府の対策や感染の状況にも変化があり、県議団としても短期・長期両面から知事に再度提言することを確認しました。

近日中に県議団所属議員に提言事項を提出してもらい、これを政調会で調整のうえ知事への提言書として提出します。

意見交換の中で特に話題になったのは、雇用調整助成金についてです。

従業員の雇用を継続するためには、国の雇用調整助成金が活用されなければなりません。

しかし、実情を見ると手続きが非常に煩雑なため、手続きを諦めてしまう事業主も出ています。申請手続きはハローワークで行っていますが、窓口が混雑しており長時間待たされます。

この助成金の交付状況は全国的に同様であり、実際に交付された例はごくわずかとなっています。

私は、スムーズに交付申請と交付がされるように、手続きについてはハローワークだけではなく、県・市町村が連携し作業を分担することを提案したいと思います。国の事業ですが、ここは非常事態であり特例的に取り扱うべきと考えます。

書類の提出期限は6月30日までとなっており、期間が短いために申請が間に合わないことのないようにしなければなりません。

コロナに関しては、国や県の様々な支援制度がありますが、一番評判が悪いのは1世帯2枚配布の布製マスクです。いわゆる「アベノマスク」と言われるもので、466億円も必要です。

これだけ多額のお金を使うのなら、もっと優先すべきものがあるというのが、大方の皆さんの意見です。

財源は赤字国債で、通常は発行を認められていませんが、特例ということで今回発行が認められました。償還期間は60年です。

マスクをもらったから「ありがたい」という人もいますが、財源は私たちが収めた税金ではありません。60年にわたり子や孫の世代が返済していきます。

政府には、国民の目線に立って税金を有効に使ってほしものです。


新型コロナに関する補正予算案を議決(2)

4月28日に開催された県議会臨時会で議決された、新型コロナ対策に関する一般会計補正予算の主な内容を報告します(写真は関係予算を審議した県民文化健康福祉委員会)。

 

  •  県内経済と県民生活の下支え

・ 中小企業融資制度資金(①感染症対応資金(上限3000万円)融資額500億円、②経営健全化支援資金(上限額設備6000万円・運転8000万円)融資額100億円) 129.8億円

・ 拡大防止協力企業等特別支援事業(1事業者30万円。県:市町村=2:1) 45億円

・ 飲食・サービス業等応援事業(テイクアウトなど事業者がグループで行う事業を支援) 3.1億円

・ 県産食材「食べて応援」地域内消費推進事業(県産食材の消費拡大を推進) 2.8億円

・ 生活福祉資金緊急小口等特例貸付事業(県社会福祉協議会による資金貸付を実施①緊急小口資金10万円(特例20万円)・無利子。貸付期間2年以内)、②総合支援資金月15万円(月20万円)・無利子。貸付期間3月以内) 5.8億円

・ 住居確保給付金事業(住居を失う恐れのある人に支給(単身の場合月31.800円、3月まで(最大9月まで))) 6百万円

 

③ 遠隔教育環境の整備

・ ICT環境整備事業(県立学校の整備を前倒し実施) 6.1億円

 

  •  その他

・ 社会福祉施設等感染防止対策事業(マスク・消毒液の確保等) 2.3億円

・ 子ども・子育て支援事業(放課後児童クラブの運営時間拡大等に助成) 2.1億円

・ 通所系社会福祉サービス継続支援事業(通所系サービスへの休業要請に伴い、代替サービスを実施する事業者に助成) 1.1億円


新型コロナに関する補正予算案を議決(1)

4月28日(火)に県議会の臨時会が開催され、知事から提案された補正予算案等の審議と議決が行われました(写真は委員長報告を行う酒井)。

提案されたのは、一般会計と国民健康保険特別会計の補正予算案、令和元年度一般会計補正予算の専決処分(3月19日)の報告です。

それぞれ新型コロナの対策として必要経費を計上したものです。

 

一般会計では、総額279億円の補正で、主な内容は次のとおりです。2回に分けて報告します。

 

  •  検査・医療提供体制の強化

・ 感染症外来・検査センター設置事業(県内20カ所程度) 10.3億円

・ PCR検査体制強化事業(1日当たりの検査可能件数を300件以上に拡大するための検査機器整備等) 4.9億円

・ 医療機器等整備事業(医療機関での受入態勢を300床以上に拡大するための設備整備費等(人工呼吸器・ECMO等)) 28.5億円

・ 軽症者等受入施設等確保事業(軽症者と無症状感染者が宿泊施設で療養する場合の施設借上料等(200人分)) 18.5億円

・ 感染症患者受入医療機関支援事業(受入医療機関に協力金を支給) 5.4億円

・ 周産期診療体制整備事業(感染した妊婦を受け入れる医療機関への支援。県内4カ所) 1.4億円

・ オンライン診療体制整備事業(医療機関に導入経費を助成) 4百万円

・ 医療人材確保・派遣等支援事業(医療機関へ医療従事者を派遣した医療機関へ助成) 1.9億円

・ 入院医療費公費負担事業(感染症患者の入院医療費) 2.2億円

・ 相談体制維持・強化事業(相談件数の増加に対応するための窓口体制の強化(県看護協会に設置)) 7千万円

・ 感染症予防対策物資購入事業(医療機関等の防護服・サージカルマスク等の購入費) 3億円

・ 感染症対策関連製品供給体制構築事業(医療現場等の医療資材不足を解消するため、防護服等の生産・供給に取り組む企業へ助成) 1億円