ハッチョウトンボを観察

7月4日(日)に、伊那市富県新山の「新山トンボの楽園」でハッチョウトンボ観察会が開催され、見に行きました。

このイベントは、新山トンボの楽園を育てる会(北原幸人代表)が毎年この時期に開催しています。

このトンボは世界で最も小さい部類と言われており、体長は2cm程度で、オスは美しい赤色(写真)、メスは黄色の縞模様です。

育てる会によると、生息地としては国内有数とされています。5月下旬から羽化が始まり今が最盛期で、8月中旬頃まで見ることができます。

環境が良い湿地帯にしか生息しないため、この地の自然環境がいかに優れているか分かります。

広さ2haの園内や周辺では、40種類ものトンボを観察することができます。

ハッチョウトンボは園内の草の中で活動しており、草の丈より低い位置を飛び回るため、トンボを見つけるのは一苦労です。

当日はあいにくの雨模様でしたが、親子連れなど多くのファンが訪れていました。

天気が良ければ、トンボが乱舞する様子を見ることができますが、雨の中でトンボは草にとまって羽を休める姿が見られました。

この楽園は、10数年前にトンボの生息が確認され、地元の皆さんが生息地の保護や園内の整備を行ってきました。

湿地帯のため木製遊歩道が設置されており、園内を見て回ることができます。

遊歩道は老朽化しているため、県の元気づくり支援金を得て、3年をかけて順次改修する計画になっています。


河川治水・砂防促進期成同盟会の総会

7月5日(月)に、伊那市役所で「伊那市河川治水・砂防促進期成同盟会」の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

この会は、市内を流れる大沢川・小黒川・小沢川・棚沢川の治水・砂防事業を促進して、地域の安全を確保するために設置されています。

近年はゲリラ的な豪雨が多発していることから、改善が必要な箇所については早急に対策を進めなければなりません。

また河川内の立木や堆積土砂は、豪雨時には下流の災害を大きくすることから、計画的な除去が必要です。

私はあいさつの中で、「過日の熱海市の土石流災害は、死者・行方不明者が多数出るなど悲惨な結果をもたらした。今回の災害は、土地開発における課題が見えた。また、近年設置が進んでいる太陽光発電施設については、危険地域などへの設置規制の強化も検討すべきである。」と述べました。

1年前には熊本県などで豪雨災害が発生しましたが、毎年のように大規模な自然災害が全国各地で発生しています。

防災対策は、ハード・ソフトの両面で対応しなければなりません。

特に災害発生時前には一刻も早く避難して、自らの身の安全を確保しなければなりません。

そのために、地域をあげてハザードマップを作成したり、災害発生を想定した話し合いを行う必要があります。


県議会で意見書を可決

6月25日(金)に開催された6月定例会で、議員提出議案の採決が行なわれ、10件の意見書の内9件が可決されました。

このうち、「地域の実情を十分に踏まえた医療提供体制の構築を求める意見書」は自民党県議団から提案されたものです。

私は、県議団の政調会のメンバーとして、意見書を議案として提出するよう訴えてきました。

私は、これまで議会の一般質問でも、この問題を取り上げてきましたので、今回の可決は大変うれしいことです。

意見書の内容は、地域医療構想の推進に際しては、地方の声に耳を傾け、慎重な検討を行うとともに、医療機関に対する財政支援を拡充するなど、地域の実情を十分に踏まえた医療供給体制の構築を図るよう、国に求めるものです。

国は、令和元年9月に、全国の公立・公的医療機関のうち、再編・統合の議論を必要とする具体的な病院名を公表するなど、各地域に検討を促してきました。

公立・公的医療機関は、新型コロナの感染拡大により医療供給体制に大きな影響が生じている中でも、検査・診療・入院患者の受入等の感染症対応の中核を担っており、改めて地域において果たす役割の重要性が明らかになりました。

コロナにより病床数が不足する中でも、国は地域医療構想に基づいて病院の再編・統合を地方に求めていることから、医療機関や市町村等の設置者などから、慎重な対応を国に求める声が大きくなっています。

今回は、こうした状況を受けて意見書を可決したものです。

この意見書は、両院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣に送付されます。