河川治水・砂防促進期成同盟会の総会

7月5日(月)に、伊那市役所で「伊那市河川治水・砂防促進期成同盟会」の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

この会は、市内を流れる大沢川・小黒川・小沢川・棚沢川の治水・砂防事業を促進して、地域の安全を確保するために設置されています。

近年はゲリラ的な豪雨が多発していることから、改善が必要な箇所については早急に対策を進めなければなりません。

また河川内の立木や堆積土砂は、豪雨時には下流の災害を大きくすることから、計画的な除去が必要です。

私はあいさつの中で、「過日の熱海市の土石流災害は、死者・行方不明者が多数出るなど悲惨な結果をもたらした。今回の災害は、土地開発における課題が見えた。また、近年設置が進んでいる太陽光発電施設については、危険地域などへの設置規制の強化も検討すべきである。」と述べました。

1年前には熊本県などで豪雨災害が発生しましたが、毎年のように大規模な自然災害が全国各地で発生しています。

防災対策は、ハード・ソフトの両面で対応しなければなりません。

特に災害発生時前には一刻も早く避難して、自らの身の安全を確保しなければなりません。

そのために、地域をあげてハザードマップを作成したり、災害発生を想定した話し合いを行う必要があります。