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自民党県議団の現地調査(その1)

7月31日(月)・8月1日(火)の両日、自民党県議団政調会の現地調査を実施し、地元議員として参加しました。参加者数は、14名です。

今回は、伊那市内で実施されている各種事業を調査しました。調査の主な内容を2回に分けて報告します。

 

1 7月31日

① 伊那市のスマートシティの取組状況(長谷気の里ヘルスセンター栃の木)

・ 市長、担当部課長から事業の取組方針や取組経過、各事業の内容等について説明を受け、意見交換を行いました。

・ ドローンを利用した物流サービス(長谷地区の荷物配送)を見学しました。

・ 移動診療車とモバイルオフィス、モバイル市役所、モバイル公民館の実物を見学しました。

〇 参加者は、伊那市の先進的な取組に大変感心し、広く県下に広めるべきとの意見が出されました。


県議会委員会の現地調査(その2)

④ サンサンワイナリー

標高は840m余りで、西に8%の傾斜がある水はけのよい広大な農場にブドウを自社栽培しており、高品質のワインを製造しています。各種のワインコンクールで高い評価を得ています。社会福祉法人が経営しており、農福連携や介護・子育て支援にも力を入れています。自社のブドウ生産量が需要に追い付かないため、近くのブドウ農家からも原料の供給を受けています。

 

⑤ 若年者就業サポートセンター(写真)

県が設置した若年者の就業を支援する施設(通称ジョブカフェ)で、松本駅近くのビルに開設しています。長野市には分室があります。新卒者応援のためのハローワークを併設しています。職員数は松本7人・長野5人です。

求人検索、職業相談、コンサルティングなどの来所者が多く、セミナーやガイダンスも実施しています。昨年度の就職者実績は1056名でした。就職者のうち正規採用者が多いのが特長です。


県議会委員会の現地調査(その1)

7月24日(月)・25日(火)の2日にわたり県議会産業・観光・企業委員会の県内調査が実施され、委員長として参加しました。

今回は、中南信地域の委員会に関係する現地機関や事業の調査を行いました。調査の主な内容を報告します。

24日は、南信工科短大(南箕輪村)、伊那食品工業㈱(伊那市)、伊那合同庁舎(伊那市)、岡谷酸素㈱(岡谷市)です。

25日は、諏訪合同庁舎(諏訪市)、サンサンワイナリー(塩尻市)、若年者就業サポートセンター(松本市)です。

調査した機関等のうち主な内容について、2回に分けて報告します。

 

  •  南信工科短大

素晴らしい教育内容であり、就職率も100%ですが、知名度が低いため、学生数が定員割れしています。今後いかに知名度を上げていくかが課題です。

② 伊那食品工業㈱(monterina)

本社敷地に隣接して建設された観光施設で、毎日多くの来客で賑わっています。全国各地から集めた土産品などを販売しており、リニアや三遠南信道路の開通を見据えて開業しました。

③ 岡谷酸素㈱(写真)

LPガス(県下トップクラス)や産業用ガス(県内トップ)などを販売しています。LPガスは災害に強いことから、BCP対策に力を入れています。