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県道整備期成同盟会の総会

7月18日(火)に、伊那市・県道整備促進期成同盟会の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

この会は、市内にある20の県道(総延長111㎞)のうち重点的に整備が必要な5路線(西伊那線・芝平高遠線・沢渡高遠線・車屋大久保線・与地辰野線)の整備を促進するため、市長・議長・関係市議会議員・関係区長・地区道路整備促進組織の長で構成されています。

このうち車屋大久保線は、伊那市東春近車屋地籍と駒ケ根市東伊那大久保地籍を結び、今後整備を進める国道153号伊駒アルプスロードと交差するため、計画的な整備が必要です。

沢渡高遠線は、国道153号西春近地籍と国道152号高遠町地籍を結び、伊駒アルプスロードと交差します。この道路は通学道路ですが道路幅員が狭く、歩道未設置個所もあって危険なため、計画的な整備が必要です。

今年度から美篶箕輪線が期成同盟会の対象県道になりました。この県道は手良地籍内に整備を要する箇所がありますが、同盟会に加入したことにより、整備に向けて一歩近づくことになります。


河川治水・砂防促進期成同盟会の総会

7月18日(火)に、伊那市役所で「伊那市河川治水・砂防促進期成同盟会」の総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

この会は、市内を流れる大沢川・小黒川・小沢川・棚沢川の治水・砂防事業を促進して、地域の安全を確保するために設置されています。

近年は梅雨前線等によるゲリラ的な豪雨が多発し、各地で激甚災害が発生していることから、河川などの危険箇所については早急に対策を進めなければなりません。

また、河川内の立木や堆積土砂は豪雨時には下流の災害を大きくすることから、計画的な除去が必要です。

6月2日の台風2号と梅雨前線の影響で、市内では東部を中心に集中的かつ大量の降雨があり、大沢川の上流(北福地)では浸水被害が発生しました。被災か所は長年にわたり整備を要望してきた場所であり、早急に防災対策を行う必要があります。

大沢川の下流域は、今後整備を予定している国道153号伊駒アルプスロードに並行・隣接して流下していることから、伊駒アルプスロードの関連事業として整備することになっています。現在は、河川整備計画を策定中であり、早期に事業着手する必要があります。


ハッチョウトンボを観察

7月2日(日)に、伊那市富県新山の「新山トンボの楽園」でハッチョウトンボ観察会が開催され、見に行きました。

このイベントは、新山トンボの楽園を育てる会(北原幸人代表)が毎年この時期に開催しています。

このトンボは世界で最も小さい部類と言われており、体長は2cm程度で、オスは美しい赤色(写真)、メスは黄色の縞模様です。

育てる会によると、生息地としては国内有数とされています。五月下旬から羽化が始まり今が最盛期で、8月中旬頃まで見ることができます。

環境が良い湿地帯にしか生息しないため、この地の自然環境がいかに優れているか分かります。

広さ2haの園内や周辺では、40種類ものトンボを観察することができます。

ハッチョウトンボは園内の草の中で活動しており、草の丈より低い位置を飛び回るため、トンボを見つけるのは一苦労です。

この楽園は、10数年前にトンボの生息が確認され、地元の皆さんが生息地の保護や園内の整備を行ってきました。

湿地帯のため木製遊歩道が設置されており、園内を見て回ることができます。