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県議会で一般質問(1)

10月1日(火)に、9月議会本会議で一般質問に立ちました。

提案や質問の主な内容について、6回に分けてお知らせします。

 

1 長野県教育について

Q1 知事は教育委員会の業務執行に疑問を持つことがあると聞くが、学校についてはどう変わるべきと考えるか?

A1(知事)

 子どもたちが学びたいこと、実現したいことを、自ら進んで行いたくなるような環境を作っていくべき。学校現場の先生方を中心に考えていくことが重要。教育委員会には分権的・自治的な視点で、学校改革が進められることを期待する。

Q2 4月に教育長に着任したが、どのような姿勢で教育行政に臨むのか?

A2(教育長)

 教育現場の教師たちが自信とプライドを持って常に子どもを第一に考え、理想の教育を求め、教育に取り組むことが重要。そのためには、教育現場が子どものための教育に専心できるような教育環境を作りたい。

Q3 教育長は「学校は変わらなければならない。」と発言しているが、長野県の学校教育の課題をどう捉え、課題解決に向けてどう対応するのか?

A3(教育長)

 近年教育県としての伝統を守るために変えることを躊躇し、新しいことを敬遠する傾向があった。変える主体は学校現場であり、教育委員会としては変えようとする取り組みを支援していく。

※ 武田教育長:伊那市出身。伊那小校長、伊那中校長、県教委課長、信濃教育会会長を歴任。


長野県林業研究会の知事施策提案

9月19日(木)に、長野県林業振興研究会による知事に対する施策提案があり、会員として出席しました。

この会は、森林組合連合会、木材協同組合連合会、県議会議員の有志で構成されており、林業振興に関する勉強会等の開催や知事への提案などを行なっています。

当日は、次の事項を要望しました。

1 適切な伐採・再造林の推進に向けた苗木供給と木材の利用拡大

2 林業従事者の確保・育成と雇用環境の改善

3 木質バイオマス発電用の素材生産の強化と県産材の生産・加工の拡大

4 県産材の需要喚起

5 県産材の生産から活用までの連携による県産材需給プロジェクトへの支援

 

なお、席上本年度の森林整備事業に係る予算が不足していることについても、意見交換を行いました。研究会からは、森林組合や事業体は本年度の事業量が昨年度に比べて大幅に削減されいるため、国県の補正予算や県単独予算の活用を行い、本年度における事業量の確保について知事に要望しました。


敬老会に出席

9月16日(月)は各地で敬老会が開催され、私はいくつかの区に招待されました。

祝う会では、各区とも趣向を凝らした出し物などがありましたが、園児や小中学生などが参加して世代間交流が行われたところもありました。

境区では公民館で式典と祝う会が行われ、軽音楽の出し物なども披露され、お年寄りの皆さんは楽しんでおられました。

境区の式典の中で私は次のような祝辞を述べました。「境区は伊那市では最も発展し元気な区であるが、これもお年寄りの皆さんが長い間苦労されたお陰である。境区には温かい雰囲気があり、人が転入してくる要因でもある。素晴らしいこの地で、これからの人生を大いに楽しんでいただきたい。」