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県議会6月定例会で一般質問

県議会定例会の一般質問が、6月25日から28日までの4日間行われています。

31名の議員が質問に立ちます。

会派の申し合わせにより、若手議員の質問時間を確保するために、3期以上の議員は2回の定例会につき1回しか質問できないため、私は今回は質問できません。

初日の25日には8名の議員が質問に立ち、知事等から答弁がありました。

4月に教育長に就任した武田氏には、初めての議会となりましたが、早速答弁の機会がありました。

武田氏は伊那市の出身で、教育事務所指導主事、県教育委員会課長、伊那小学校長、伊那中学校長などを経て、信濃教育会長を務められました。

義務教育畑出身の教育長は県では初めてのことですが、教育を取り巻く環境が厳しさを増す中で、武田氏には大きな期待がかかっています。

初日には、教育関係では教職員の不祥事、信州教育の在り方、教員不足などへの対応などについて質問がありましたが、教育長は大変丁寧かつ的確な答弁をしていました。

武田氏は教員として長年にわたり真摯に熱心に教育に取り組まれたことから、教育界における評価は高いものがありました。また気さくな人柄で、子どもたちの中に積極的に飛び込んでいくような接し方をしていたようです。

今後の活躍に期待します。


県議会6月定例会が開会

6月20日(木)に県議会6月定例会が開会し、知事から25議案が提出されました。

議案は一般会計補正予算案などです。補正予算案は総額が30億4,700万円余りです。

補正予算の主なものは、新興感染症等への対応として医療機関等が実施する設備整備費等補助事業4億7,500万円、省エネ家電切り換え緊急支援事業5億8百万円、高校再編施設整備事業11億7,000万円です。

また、知事は議案の提案説明の中で、宿泊税として県内の宿泊客から徴収する「観光振興税」(仮称)について、2026年4月の導入を目指すことを明らかにしました。

各議案は担当する常任委員会に付託され、各委員会で審議されます。私は農政林務委員会の委員として、質問や提案を行います。

一般質問は6月25日から28日までの4日間行われますが、私は会派の取り決めにより定例会2回につき1回しか質問できなくなったため、今議会は質問には立ちません。

議会は、7月5日(金)に閉会する予定です。


外国人採用セミナーが開催

6月17日(月)に、伊那商工会館で伊那商工会議所主催による外国人採用セミナーが開催され、会議所顧問として参加しました。

人口減少に伴う労働力不足が深刻になっており、企業においては人材の確保が急務となっています。

国では、「技能実習」に代わる外国人受け入れの新たな制度として「育成就労」を創設します。そのため、入管難民法や技能実習適正化法の改正案を国会に提出しており、14日の参議院本会議で可決成立しました。

途上国に技術を伝える国際貢献を掲げて、技能実習制度を創設しましたが、劣悪な就労環境や人権侵害が問題となっているため、今回制度を改正します。今回の改正は、人材の育成と確保を目的に、長期就労や職場の変更も可能となります。

当日は会議所管内の企業から70人が参加し、熱心に聴講していました。

セミナーでは制度の開設や実際に外国から採用する手法などについて、詳細な説明がありました。この中で、フィリピンの人を雇用する優位性や信頼性などがあげられました。フィリピンでは国をあげて人材を世界に供給しており、そのために移民労働省という国家組織があります。