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市役所幹部との懇談会を開催

8月2日(月)に、伊那市役所で市長等幹部と伊那市選出県会議員との懇談会があり出席しました。

この懇談会は、市の抱える課題などについて意見交換を行うもので、毎年開催しています。

今回は、リニア中央新幹線関連道路の国道153号「伊駒アルプスロード」・「伊那バイパス」などの幹線道路の整備や河川整備事業、太陽光発電施設、コロナ対策などについて懇談しました。

市の抱える課題が山積する中で、地元県会議員と市の幹部が情報を共有し、知恵を出し合って課題解決に向けた行動を起こすことが大切です。

「伊駒アルプスロード」・「伊那バイパス」については、事業の推進や地域活性化のためにも「道の駅」設置の検討が必要です。

県道については、歩行者の安全確保のためにも、歩道設置や狭隘個所の改善など計画的な整備推進が必要です。

河川については、伊駒アルプスロード関連として大沢川(東春近)の事業着手をはじめ、市内各河川内の立木・堆積土除去などの環境整備が課題です。

太陽光発電施設については、市内各地で設置に対する反対運動が起きていますが、設置に問題がある地域への設置を規制する必要があります。

コロナについては、国からのワクチンの必要量の安定供給が課題です。

その他産業振興や福祉・医療・介護・子育て支援などの重要施策についても意見交換を行いました。

今後も懇談会の内容を参考にして、市と連携を密にしながら地元県会議員としてしっかり活動していきます。


県議会委員会が現地調査(2)

7月30日(金)は、駒ケ根警察署、伊那合同庁舎にある上伊那地域振興局、松本空港管理事務所などです。

駒ケ根警察署(写真)の現在の課題は、特殊詐欺被害の防止対策などです。

また、同警察署では南アルプスにおける山岳遭難事故対策を行っています。

庁舎内には、地元企業の寄付を受けて訓練用のクライミングウォールが設置されています。当日は、救助隊員2名が訓練の様子を披露してくれました。

松本空港管理事務所では、空港の利用状況などについて説明を受けました。

コロナ禍により定期便やチャーター便の利用者数は減少しており、特に国際チャーター便は今年度の就航はありません。

空港としては、コロナの感染が収束しない限りは、利用者の増加を期待することはできない状況です。


県議会委員会が現地調査(1)

7月29日(木)・30日(金)の2日にわたり県議会総務企画警察委員会の県内調査が実施され、委員長として参加しました。

今回は、南信地域の委員会に関係する機関や事業の調査を行いました。調査の主な内容を2回にわたり報告します。

29日は、飯田合同庁舎にある南信州地域振興局、県の元気づくり支援金の補助を受けた2事業(天竜川和船文化保存会(飯田市)、南信州チョウザメ養殖プロジェクト他(豊丘村))などです。

飯田合同庁舎では、調査に先立って南信州広域連合から陳情を受けました(写真は説明する佐藤連合長(飯田市長))。

陳情の内容は、「飯田警察署と運転免許センターの併設による整備」です。

飯田警察署は老朽化しており、進入路も狭隘であるため、これを解決するために改築することになっています。また、県警察本部では運転免許センターを下伊那地域に建設することを検討しています。

これらを同時に解決するには、併設することが望ましいと考えますが、どこに建設するかが課題となっています。

県としては、地元が適切な候補地を提案するのを待っている状態であり、早急に下伊那地域の市町村が協議を行うことを期待するものです。