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議会運営委員会の調査を実施(1)(栃木県議会)

8月1日(木)、2日(金)の両日、議会運営委員会の調査が実施され、委員として参加しました。

今回はペーパレス化の推進について調査するため、栃木県議会と群馬県議会を訪問しました。

栃木県議会では、ペーパレス化と生成AIの活用について調査しました。

県議会では、議案書、予算書・予算説明書、委員会資料などは完全にペーパレス化されており、紙ベースのものは議員には配布しません。議員はタブレットを自ら操作して、搭載されたデータを見ます。

生成AIは、令和6年からCopilotを全庁的に活用しています。作業の効率化が格段に図られています。

しかし、生成AIを活用する職員と活用しない職員があり、事務処理能力の格差が広がることが課題です。今後は、多くの職員が活用できるように研修を進めていきます。


太田切部会の総会が開催

7月29日(月)に、宮田村で伊南地域総合開発期成同盟会の太田切部会の総会が開催され、地元県会議員として出席しました。

この部会は、太田切川流域の砂防事業の促進や流域の防災などを推進するために設置されており、流域の宮田村・駒ケ根市・伊那市や関係区、水利団体、農業団体などで構成されています。

砂防事業等は、国交省(河川事務所)、林野庁(治山事業所)、県(建設事務所、地域振興局林務課)で実施しています。

私は祝辞の中で、「太田切川は源流が中央アルプスで、地質は脆弱であり、河川の勾配は急であることから、ゲリラ的な豪雨があった場合には、甚大な被害が発生する可能性がある。関係機関が連携し、砂防・治山・治水事業を計画的に進める必要がある。」と述べました。


県議会委員会の現地調査(その2)

23日は、伊那合同庁舎、㈱やまとわ(伊那市)、㈱VinVie(バンビ)(松川町)、飯田合同庁舎です。

 

伊那合同庁舎 調査の前に、上伊那広域連合から陳情を受けました(写真)。

陳情は、①水田活用の直接支払交付金、②ツキノワグマの個体数調整、③松くい虫被害対策予算の確保などでした。

私は①から③について、次のような発言をしました。

① 5年に一度の水田への水張について、国の方針がくるくると変わっており地元農家は混乱している。県として、農家が理解できるように丁寧に説明すべきと考える。

② 人の命を重んじるための対策が、国も県も弱かった。人命の保護が再優先である。県ではゾーニングにより対策を講じる方針であるが、県内の全市町村が早急にゾーニングに取り組むよう、県としてしっかり市町村と連携すべきである。

③ 意欲のある地域や市町村に対する予算配分が少なく、希望に応えていない。県として、森林づくり県民税の松くい虫被害対策への予算確保と弾力的な予算配分などを行うべきである。