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国の予算・施策について要望

11月26日(火)に、自民党本部で自民党県議団から自民党本部に対して来年度の国の予算や施策について要望活動を行いました。

当日は、県議団全員が出席して自民党長野県出身国会議員に要望書を提出し、その後出席者で意見交換を行いました(写真)。

その後、県議団幹部が自民党県出身国会議員の同席のもとで、自民党政調会長等の幹部に対して要望活動を行いました。

この活動は毎年度行っていますが、予算編成を前にしたこの時期に実施することは大変意義があると思います。

要望活動では、東京一極集中の是正と地方分権の推進、安定的な財政運営に必要な財源の確保、若者支援政策の推進、防災・減災対策及び国土強靭化に関する予算拡充などについて重点的に要望しました。

一方県議団では、11月27日(水)に知事に対して県政に関する要望活動を行いました。

私は、26日には首相官邸を訪問し飯島勲内閣参与と面会しました。飯島氏は、石破内閣において内閣参与に再任されました。また、長野県の県政参与や伊那市ふるさと大使も務めています。飯島氏とは長野県の課題などについて意見交換を行いました。非常に示唆に富むご意見を伺うことができました。


県議会砂防研究会が国要望と研修会を開催

11月21日(木)に、東京千代田区の全国町村会館で県議会砂防事業促進研究会主催による国交省への要望活動と研修会が開催され、委員として参加しました。

この研究会は自民党所属県会議員で構成されており、毎定例議会毎の勉強会や中央陳情、知事要望活動などを行なっています。

まず、服部会長から国交省水管理・国土保全局砂防部長の草野慎一氏(元天竜川上流河川事務所長)(写真)に要望書を渡しました。

内容は、6年度の補正予算と7年度当初予算において、「防災減災国土強靭化のための5か年加速化対策」に係る予算を含め、土砂災害対策を強力に推進するための必要な措置を講じること、「国土強靭化実施中期計画」を早期に策定し、必要な予算と財源を通常予算とは別枠で確保することの2項目です。

また、草野氏に講演をしていただきました。内容は、能登半島地震の概要と国の対応状況、9月20日からの能登を襲った大雨による土砂災害の状況と国の対応状況、全国の砂防対策の概要、7年度の予算概算要求の内容、流域総合水管理時代の砂防事業の内容などです。

その後、参加者で意見交換を行いました。

翌日、私は県東京事務所を訪問し、所長から現状の事務所の活動内容について説明を受けました。また、人口減少対策や企業誘致施策などについて意見交換を行いました。


国道153号の要望活動

11月19日(火)に、県庁で「国道153号改良期成同盟会」による県への要望活動があり、地元県会議員として同席しました。

この同盟会は、沿線市町村(上伊那・下伊那・塩尻市)で構成されています。

伊那市関係では、「伊駒アルプスロード」(国権限代行施工。西春近~美篶青島)、「伊那バイパス」(県施工。福島~美篶青島)の事業促進を要望しました。

要望に対して、県建設部長からは次のような回答がありました。

  •  「伊駒アルプスロード」

まずは天竜川渡河部(西春近~東春近、橋梁を新設)を優先的に施工する。道路に接続する県道車屋大久保線(東春近田原)と国道153号の現道から伊駒アルプスロード新設部分に繋がる道路(西春近)の整備を並行して施工する。

  •  「伊那バイパス」

一部地域で工事の施工が中断しているが、これは道路の排水計画について関係地域に説明しているためで、地域の理解が得られれば設計に着手する。

 

「伊那バイパス」については、何故工事が中断しているのかを関係地区に説明して来なかったため、不安が広がっています。道路排水については、本来は工事着手前に地域に説明して計画を立てるべきでしたが、手続きが間違っていたと考えます。土地改良区は、道路排水を土地改良区の管理水路には放流することは認めていません。早急に説明し、理解を得ることが欠かせません。

私は地元県会議員として同盟会の要望事項の実現のために、引き続き活動をしていきます。