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身障者福祉協会総会が開催

4月30日(土)に、「伊那市身体障害者福祉協会」の総会が市福祉まちづくりセンターで開催され、地元県会議員として出席しました(写真)。

協会には現在800人の会員が所属していますが、会員の高齢化と役員の引き受け手がないことが課題となっています。

障害のある子どもを養育しながら、協会の役員に就くことは大変な苦労があると思います。

役員を引き受ける人がいないために、解散に追い込まれた市町村の協会もあるようです。

総会後の出席者の懇談の中で、協会の事務所として使用している福祉まちづくりセンターの老朽化が話題になりました。

この建物は、元伊那市営病院の管理棟を改築したもので、市社協が市から委託を受けて管理しています。

市営病院の建築から50年以上も経過していますが、天井が低いなど使いにくく、また耐震化も行われておらず、更に雨漏りにも悩まされています。

私はこの際,建物を全面改築して、地域福祉の拠点にふさわしく、障がいのある皆さんなどが使いやすい施設にすべきと考えます。


高遠高校と老人介護施設の連携協定

 

 4月26日(水)に、県立高遠高校(伊那市)と老人介護施設「みぶの里」(社会福祉法人「しなのさわやか福祉会」設置。伊那市美篶)が連携協定を締結しました(写真は3月に開催された高校駅伝の選手を施設の前で応援する入所者)。

この協定は、教育と地域福祉の充実を図り、将来の福祉を担う人材を育成することを目的としています。

高校では、施設の職員を講師として派遣してもらうことができます。

また、高校生は施設でボランティア活動を行い、福祉の現場を体験することができます。

施設にとっては、連携活動により高遠高校の卒業生や進学後の就職先の有力候補となるなど、メリットも大きいと思われます。

福祉コースがある高遠高校と高齢者複合施設であるみぶの里の連携は、双方の特長を生かしながら大きな効果を期待することができますので、今回の連携協定の締結は大変素晴らしいと思います。

県内にはこのような例はありませんが、高校と施設の連携が県内に広がることを期待します。


県道整備促進期成同盟会が発足

4月25日(火)に、伊那市役所で「伊那市県道整備促進期成同盟会」(会長伊那市長)の設立総会が開催され、同会の顧問として出席しました。

この同盟会は、市内を走る4つの県道(竜東線など広域的な同盟会が設置されている路線を除く)の整備を促進しようと、市、沿線の区長、市会議員で構成されています。

これまで市では、路線毎の別組織で活動していましたが、組織力が弱いなどの課題があったため、今回一つの同盟会に統合して活動することになりました。

4路線は、「西伊那線」(美篶~富県新山~駒ケ根市)、「芝平高遠線」(高遠芝平~長谷~高遠町)、「沢渡高遠線」(西春近沢渡~高遠町)、「車屋大久保線」(東春近車屋~駒ケ根市大久保)ですが、国道153号「伊駒アルプスロード」(駒ケ根市北ノ原~宮田村~伊那市東春近)と交差するなど、それぞれ重要な路線であり、計画的な整備を行わなければなりません。

私は地元県会議員として、沿線の住民の皆さんの声を聴きながら、整備促進に向けて活動していきます。