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県東京事務所を訪問

5月9日(火)から10日(水)まで上京し、長野県の機関などを訪問して国政や県政などについて情報交換を行いました。その内容を2回に分けて報告します。

今回は、5月9日(火)の内容です。

1 長野県東京事務所

吉沢所長と情報交換を行いました(写真)。吉沢所長はこの4月に県観光部長から異動しました。

県では特に観光振興に力を入れていますが、県総合活動拠点施設の「銀座NAGANO」を活用して、効果的な情報発信をしています。

「銀座NAGANO」の人気は高く、県内の市町村などのイベントも頻繁に行われ、観光情報や移住・定住・就職情報などを積極的に提供しています。

吉沢所長には観光部長の経験も生かして、産業振興や観光振興、行政情報の受発信などに努めていただきたいと思います。

2 長野県選出国会議員事務所

吉田参議院議員、宮下衆議院議員、宮島参議院議員の議員会館の事務所を訪問し、議員や秘書と情報交換を行いました。

宮島事務所では、議員と県の医療問題(医師不足や病床数の確保)などについて、意見交換をすることができました。宮島議員は県立病院の臨床検査の現場や副院長も経験し、医療問題に詳しい方です。


こどもの日と少子化

5月5日(金)は、こどもの日です。子どもの人権を尊重し、こどもの幸福を願い、合わせて母親に感謝するのが趣旨です.

子どもは社会や地域や家庭の宝ですから、趣旨は大変いいことですし、母親に感謝することも大切なことです。

以前は端午の節句に、こいのぼりを飾る家が多かったのですが、最近ではめっきり減って、私の自宅周辺でも余り見られなくなりました(写真は自宅近くの民家)。

こどもの日には、皆で喜びを分かち合いたいものですが、一方少子化という現実があり、手放しでは喜べない面もあります。

私が生まれた昭和27年には、子どもの数(14歳以下)は3000万人もありましたが、現在は1570万人と半減しています。

政府では、現在の合計特殊出生率1.45人を2025年までに1.8に引き上げ、「50年後も人口1億人を維持する」という目標を掲げていますが、現状のままでは達成は無理です。

政府は 少子化対策に取り組んでいるものの、保育園などの待機児童数はこのところ増加しています。

子どもの数が減少していながら待機児童が増加しているのは、保育園などの整備が進んでいないことなどが原因です。

これは、保育園を運営する自治体や事業者が、このまま少子化が進んだ場合、将来定員割れを起こす可能性があり、施設の整備に積極的になれない背景もあると考えられます。

私の住む地区では転入者が多く、子どもが大勢いてにぎやかですが、市内でも子どもの数が減少している地区があり、保育園の存続問題が起きています。

子どもの声が聞こえてくるにぎやかな地域にするために、私たちに何ができるのか、政府や自治体は何をすればいいのか、こどもの日に当たって考えたいものです。


春うらら

4月末のある日に、市内の竜東地区をウォーキングしました。

快晴の穏やかな暖かい日で、街並みの美しさを楽しむことができました。

日影地区には、茅葺屋根の大きな民家がありました。民家のはるか彼方には、残雪が輝く中央アルプスが見えました(写真)。

この景色には感動しました。まさに絵になる景色です。

茅葺屋根の家も、市内では随分少なくなりました。屋根修理材の茅の入手が困難になり、職人がいなくなったのが原因です。

私の家も20数年前までは茅葺屋根でした。冬は大変寒かったのを覚えています。

このすばらしい景色を見ながら、「春うらら」だなあと感じました。

「春うらら」と言えば、フォークシンガーでもある作曲家の田山雅充の楽曲で、昭和51年の作品「♪春うらら」を思い出しました。

「♪みぞれ混じりの春の宵 二人コタツにくるまって~~~ああ..ああ 春うらら」という歌詞です。

この曲は大変評価が高く、当時の音楽祭で多くの賞を獲得しました。

田山さんは、南沙織のヒット曲「人恋しくて」など多くの優れた作品を世に出しています。

伊那の春も結構いいものだなあと実感できた日でした。