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「飯田線」活性化期成同盟会が開催

5月16日(火)に、駒ケ根市で「JR飯田線活性化期成同盟会」の総会が開催され、会の顧問として出席しました。

この同盟会は飯田線の活性化を図るため、上下伊那の市町村、広域連合、経済団体などで構成されています。

モータリゼーションの進展に伴い、近年地方鉄道の利用客数は減少しており、飯田線を維持するためにも利用を促進する取り組みが必要です。

また、10年後のリニア開業を見据えて、飯田線の魅力を広く発信し、全国からの誘客を目指さなければなりません。

このため同盟会としては、利用促進に向けたフォーラムやシンポジウムの開催、企業等による通勤の促進、企業や住民向けの広報、利便性向上のための調査、首都圏や近畿圏での飯田線のPR、国やJR東海への要望活動、イベント列車の運行などを行っています。

私は、長野県の南北格差の解消のために、飯田線経由の長野までの時間短縮を図ることや、首都圏とのアクセス改善のために、中央線特急「あずさ」の一部車両の飯田線への乗り入れを実現しなければならないと考えます。


上伊那行政連絡会を開催

5月15日(月)に、上伊那地域振興局をはじめ上伊那地域にある14の県の現地機関の長と上伊那地域選出の5名の県会議員の意見交換の場として、上伊那行政連絡会が開催されました(写真)。

会議では、各機関から重点的に取り組んでいる事業などの説明がありました。

また、本年度は次期県総合5か年計画を策定する年度であり、現在計画の策定作業が進められていますが、計画の内「上伊那地域編」の「たたき台」について説明ありました。

私は2月議会定例会の一般質問で、次期総合計画の基本的な方向性などについて知事に質問しました。

また、計画の中の「地域編」については、リニアの時代の到来を見据えて、上伊那地域の特性を踏まえた地域振興策を盛り込むよう提案しました。

当日地域振興局から示された「たたき台」について、私は他の地域と異なる上伊那らしい施策も取り上げることや、更に深掘りした内容にすべきと提案しました。

今回の会議は毎年度開催されていますが、非常に有意義な意見交換ができていますので、今後も継続して開催すべきと考えます。


禁煙友愛会の総会に出席

5月15日(月)に、伊那市内で「日本禁煙友愛会」伊那支部の総会が開催され、地元県会議員として出席しました(写真は支部長代行のあいさつ)。

友愛会は、昭和30年に伊那市小沢の故小坂精尊氏が、禁煙の輪を広げることが健康の維持に有効と考え設立したもので、国内で初めての取り組みと言われています。

そのため伊那市は、禁煙活動の発祥の地として有名です。

私は昨年9月の県議会定例会の一般質問で 喫煙の問題を取り上げました。

その中で特に問題にしたのは、受動喫煙の防止についてです。

受動喫煙が原因で死亡する人は年間1万5千人にものぼり、交通事故死者数の4倍にもなっており、極めて深刻な事態です。

現在政府では受動喫煙を防止するため、喫煙の規制を強化に向けた法律制定を目指していますが、国会議員の中にこれに反対する人が多く、いつ法律が制定されるか不透明です。

私は、特に若年者の受動喫煙は避けるべきと考えています。

公立学校の敷地内を禁煙にしている学校の割合が、長野県は全国最下位です。

この状況は大きな問題だと思います。

早期に法律が制定され、県内の全ての学校で敷地内禁煙が実施されることを望みます。