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防犯協会の総会が開催

5月17日(水)に、伊那市で「伊那防犯協会連合会」の総会が開催され、会の顧問として出席しました。

この会は、犯罪のない安全で住みよい地域づくりを行うため、伊那警察署管内の伊那市・箕輪町・南箕輪村の各防犯協会、各職域の防犯関係団体、防犯ボランティア団体などで構成されています。

近年、特殊詐欺やストーカー犯罪、児童虐待事件などの、社会的な弱者を対象とした事件が増加しています。

このため、連合会では関係団体と連携して、防犯意識の高揚や実践活動の推進、子ども・女性・高齢者を守る活動、青少年の健全育成や非行防止などを行っています。

悲惨な事件を少なくするための妙案はありませんが、会話のある温かい家庭づくりや、隣近所の心が通う助け合いの地域づくりを進め、関係機関・団体が連携して地道な活動を継続していくことが大切と考えます。

総会では、防犯に功績のあった方々に表彰状が贈呈されましたが、長年にわたり真冬も真夏も労をいとわず地道に防犯活動を行った方々であり、こうした皆さんのお陰で地域の安全が確保されており、感謝しなければならないと思います(写真は表彰)。

「飯田線」活性化期成同盟会が開催

5月16日(火)に、駒ケ根市で「JR飯田線活性化期成同盟会」の総会が開催され、会の顧問として出席しました。

この同盟会は飯田線の活性化を図るため、上下伊那の市町村、広域連合、経済団体などで構成されています。

モータリゼーションの進展に伴い、近年地方鉄道の利用客数は減少しており、飯田線を維持するためにも利用を促進する取り組みが必要です。

また、10年後のリニア開業を見据えて、飯田線の魅力を広く発信し、全国からの誘客を目指さなければなりません。

このため同盟会としては、利用促進に向けたフォーラムやシンポジウムの開催、企業等による通勤の促進、企業や住民向けの広報、利便性向上のための調査、首都圏や近畿圏での飯田線のPR、国やJR東海への要望活動、イベント列車の運行などを行っています。

私は、長野県の南北格差の解消のために、飯田線経由の長野までの時間短縮を図ることや、首都圏とのアクセス改善のために、中央線特急「あずさ」の一部車両の飯田線への乗り入れを実現しなければならないと考えます。


上伊那行政連絡会を開催

5月15日(月)に、上伊那地域振興局をはじめ上伊那地域にある14の県の現地機関の長と上伊那地域選出の5名の県会議員の意見交換の場として、上伊那行政連絡会が開催されました(写真)。

会議では、各機関から重点的に取り組んでいる事業などの説明がありました。

また、本年度は次期県総合5か年計画を策定する年度であり、現在計画の策定作業が進められていますが、計画の内「上伊那地域編」の「たたき台」について説明ありました。

私は2月議会定例会の一般質問で、次期総合計画の基本的な方向性などについて知事に質問しました。

また、計画の中の「地域編」については、リニアの時代の到来を見据えて、上伊那地域の特性を踏まえた地域振興策を盛り込むよう提案しました。

当日地域振興局から示された「たたき台」について、私は他の地域と異なる上伊那らしい施策も取り上げることや、更に深掘りした内容にすべきと提案しました。

今回の会議は毎年度開催されていますが、非常に有意義な意見交換ができていますので、今後も継続して開催すべきと考えます。