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中央アルプスの「雪形」

天気がいいので、自宅近くの三峰川の堤防などをウォーキングしました。

帰り道に西の方向を見ると、中央アルプスの「雪形」と新緑の河岸段丘と田植えが済んだ田んぼの、美しい風景を見ることができました(写真)。

初夏になると山の残雪の一部が溶けて山肌が見えますが、その山肌の形が様々な物に見えることから、雪形と言います。

私は、「種まき爺(じい)」と「島田娘」と「駒形(馬)」の雪形を見つけることができました。

駒ヶ岳(「木曽駒ヶ岳」、2,956m、伊那地方では「西駒ヶ岳」という。)は雪解けの時期には「駒形」が見えることから、「駒ヶ岳」と命名されたと言われています。

古くは、「雪形」が見える頃が、農家の種まきの時期の目安にされていました。

今は、農作業の時期が早まり、駒形が見える頃は田植えの最盛期となります。

雪形を見つけながら、美しく田植えがされた田園地帯を歩くのは、気持ちのいいものです


県シニア大学入学式

5月19日(金)に、伊那市の県合同庁舎で長野県シニア大学・伊那学部の入学式が行われ、地元県会議員として出席しました。

県内には各広域圏に10の学部があり、学習期間は2年で、年間17日間、年60時間の授業があります。

概ね60歳以上の人を対象としていますが、伊那学部の入学生の最高齢は80歳、最年少は61歳で、平均年齢は68歳です。

本年度の入学生は81名(定員110人)でしたが、男性の割合が35%と少ないのが残念です。

授業の内容は、教養講座、実技講座、実践講座があり、授業料は年1万円と安くなっています。

地域の歴史や文化、伊那谷の植物、ジオパーク、満蒙開拓の歴史など、上伊那ならではの特長ある講座が予定されています。

学生生活の中で、学ぶ楽しさを知り、脳が活性化して健康になり、学生間の交流により出会いの喜びを味わえるなど、いいことばかりです。

いつまでも健康で暮らすことが私たちの願いですが、高齢になっても 生涯現役の精神で、仕事や社会貢献や生涯学習などに活躍していただきたいと思います。


国道153号バイパス期成同盟会総会が開催

5月17日(水)に、伊那市で「一般国道153号・伊那バイパス・整備促進期成同盟会」の総会が開催され、同会顧問として出席しました。

この同盟会は、国道153号「伊那バイパス」(伊那市美篶青島~箕輪町)(県が施工)の事業推進を図るため、伊那市・南箕輪村・箕輪町の市町村・市町村議会・経済団体・関係区・地元対策委員会などで構成された組織です。

伊那バイパスのうち伊那市福島から伊那市美篶青島にかけては未整備であり、整備効果を早期に発揮するために、計画的な事業の推進が必要です。

また、この路線と合わせて国道153号「伊駒アルプスロード」(伊那市美篶青島~駒ケ根市北の原)(現在未着工。国の施工を想定)も整備する必要があります。

「伊那バイパス」と「伊駒アルプスロード」が整備されれば、国道153号は箕輪町から南箕輪村・伊那市・宮田村・駒ケ根市を経て飯島町まで整備が完了し、一気に上伊那地域の交通環境が改善されます。

10年後にはリニア中央新幹線が開通しますので、それまでにこの2路線の全線を整備する必要があります。

10年という期間は非常に短いため、全線整備という目標は非常に高いものがありますが、地元県会議員としてしっかり活動して行きます。