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県政報告会を開催

10月20日(月)に、伊那市横山区公民館で県政報告会を開催しました。当日は伊那市西部地域の住民を対象に、参加を呼びかけました。コロナ等の影響で、西部地区対象の会は数年ぶりの開催となりました。

会では、県議会での一般質問などの発言内容や、日頃考えていることなどについて説明しました。主な内容は、次のとおりです。

〇 2月議会一般質問

1 医師確保:伊那地域の医師数は少なく、医師を確保していかなければならない。

2 県立こども病院:老朽化が進んでおり、建て替えの検討に入らなければならない。

3 水道の広域連携:赤字が続く市町村の上水道の経営改善を行うため、広域連携をして経費の節減を図り、必要な耐震対策などを進めなければならない。

〇 6月議会一般質問

1 中央道・長野道岡谷JCTのリニューアル工事:慢性的に渋滞が発生しており、これに伴い事故が多発しているが、事故防止対策が不十分であり、ネクスコと連携して対策を進めなければならない。

〇 6月議会環境文教委員会

1 女性から選ばれる地域づくり:性別役割分担意識の解消などのため、日本一と言われる公民会を活用して、全県的に学習していくべきである。

〇 9月県議会一般質問

1 公益通報制度(内部・外部通報):長野県の制度は不十分であり、通報しやすくするために制度を充実すべきである。

また、戦後80年に当たっての思いや、参議院選挙結果と選挙後の国会動きに関する感想、参議院選挙で議論された経済対策などが、選挙後3月経過しても何の対策も行われていないこと、などについても話しました。


教育7団体が県要望活動を実施

10月9日(木)に、県庁で上伊那教育7団体(議長は上伊那PTA連合会長)による県への要望活動があり、地元県会議員として同席しました。

この活動は毎年度実施しており、議長から県教育委員会、健康福祉部(写真)、県民文化部の各部長(教育委員会は教育長)へ要望書を渡し、内容について回答がありました。

要望の主な内容は、次のとおりです。

  •  教育委員会:高校再編における魅力ある高校づくり、教職員の配置拡大、教職員不足の解消、伊那養護学校における施設整備・教育の充実、特別支援教育の充実、部活動のスムーズな地域移行
  •  健康福祉部:特別支援学級や伊那養護学校卒業生の卒業後の社会参加、生活の場の確保
  •  県民文化部:児童相談所の上伊那地域への早期開設、「たかずやの里」への支援の充実

席上、私は教育委員会に関して次のように述べました。

「配慮や支援を要する子どもへの対応が最も重要であり、教職員の配置を充実すべき。伊那養護学校はハード・ソフトの充実について、早期に課題を解決すべき。教員不足は深刻で、各学校では確保に苦労しており、早期に解消すべき。高校再編は上伊那地域は県下で最も進んでいるが、県下のモデルとなるような再編を実現して欲しい。部活動の地域移行について、保護者負担の軽減を重視して対応すべき、また特に文化・芸術系については課題が大きいので、配慮願いたい。」


知事への施策提案を実施

9月24日(水)に、長野県林業振興研究会(県議会議員の有志により構成)による知事への施策提案が実施され、会員として参加しました。

当日の提案事項は、次のとおりです。

1 主伐・再造林に向けた信州の森林づくり事業等の実施

・ 要望額に見合う公共造林予算の確保

・ 森林づくり県民税の配分の見直しと森林整備事業へ拡充

2 県産材利用促進条例に基づく実効性のある基本方針の作成と利用促進に向けた施策の展開

・ 県産材の公共建築物での活用、非住宅建築物の木造化・木質化の推進

・ 県産材を活用した住宅への助成制度の継続・拡充、公共土木工事などへの活用

3 人材育成に向けた取組強化

・ 造林保育従事者の育成

・ 林業大学校の履修内容の見直し、中高生に向けたキャリア教育、新規林業従事者確保・定着

4 確かな木材品質確保に向けた施設整備への支援強化

・ 木材の加工施設や乾燥施設の設備導入や増産に伴う更新への予算措置

5 市町村森林整備支援事業に対する補助の拡充等及び森林経営管理制度等に関する支援体制の強化

・ 獣害対策、松くい虫対策などの市町村支援事業の予算の拡充

・ 森林環境税を活用した森林経営管理制度の推進等市町村への支援の強化