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議員研修会を開催

11月4日(火)に、県庁で「地方自治政策課題研修会」が開催され出席しました。この研修会は県議会議員と県内市町村議会議員を対象に、毎年度開催しています。

今回は、三菱総合研究所主席研究員の松田智生氏を講師に迎え、「長野県版逆参勤交代で拓く地方創生の未来」と題して講演がありました(写真)。

松田氏は、真の地方創生を実現するには、地方が人材を取り合うのではなく、地方が都市に集中している人材と交流し、地方で活用することが有効と説明しています。

また都市の人が地方に移住してもらうことを狙うより、まず地方から都市に出ている人を地方に呼び戻すこと、つまりUターンを促進することが効果的と指摘しています。

私は講師との質疑の中で、「地方は移住者数やふるさと納税の金額を競い合っており、それを首長の手柄のようにしているが、これは全く形だけの無意味なものである。真の地方創生を目指すために、地方の人に定住してもらうことに力を入れ、ふるさと納税は制度の中身を全く変えなければならない。」と発言しました。


三峰川総合開発事業期成同盟会等の要望活動

10月30日(木)に、県庁で「三峰川総合開発事業期成同盟会」、「国道153号改良期成同盟会」、「国道152号整備促進期成同盟会」による県への要望活動があり、地元県会議員として同席しました。

「三峰川総合開発事業期成同盟会」については、伊那市長・飯田市長・駒ケ根市長・中川村長から県建設部長に対して、戸草ダム建設に向けた調査・検討を早期に行うこと、また建設に当たっては県として水力発電を検討することなどを要望しました(写真)。

私は、席上次のような発言をしました。

「全国各地でゲリラ豪雨による激甚災害が多発していることもあり、地域住民の戸草ダムに対する関心が非常に高い。私の後援会では、ダム建設予定地の調査を行った。早期に事業に着工できるよう、諸手続きを進めて欲しい。」

 


竜東線整備促進期成同盟会等の要望活動

10月29日(水)に、県庁で「主要地方道竜東線促進期成同盟会」、「国道153号・伊那バレー・リニア北バイパス促進期成同盟会」、「駒ケ根長谷線改修期成同盟会」による県への要望活動があり、地元県会議員として同席しました。

「竜東線促進期成同盟会」の要望では、伊那市長・駒ケ根市長・箕輪町長・辰野町長・飯島町長・中川村長から県建設部長に対して、伊那辰野停車場線と伊那生田飯田線の整備促進について要望しました。

伊那市では、車屋地籍の改良を要望しています。令和元年度に事業に着手していますが、本年度は用地取得を予定しており、工事は8年度に完成予定です。

私は駒ケ根長谷線について、次のような発言をしました(写真)。

「以前は駒ケ根市と合併前の長谷村(現在の伊那市長谷)が毎年度整備促進を要望してきており、この同盟会は長きにわたる歴史がある。順次整備されてきたが、この道路は国道152号が災害等により通行できなくなった場合には、バイパスの役割を果たす重要な路線であることから、早期に整備を進める必要がある。」