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保護司会総会が開催

4月18日(金)に伊那市内で「上伊那地区保護司会」の総会が開催され、地元県会議員として出席しました。

保護司は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるための活動をしています。法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員とされていますが、無報酬です。上伊那地区には、73名の保護司がいます。

主な業務は、①犯罪や非行をした人を更生させるために、指導や助言を行う。②少年院や刑務所に収容された人が釈放された際に、社会復帰のサポートを行う。③犯罪・非行防止のために地域社会での理解を深める活動を行うことなどです。

更生等のための面接指導は中々難しい仕事であり、活動のための研修を積極的に行うなど、多忙な日々を送っています。

無報酬のため、活動のための費用は保護司が自ら負担するなど、中々厳しい環境にありますが、保護司の皆さんはボランティア精神に燃えて活動しており、本当に頭が下がります。

私は、「保護司の活動に対する、地域の理解が不十分である。このため、県や市町村の支援が欠かせない。特に行政の広報活動が重要であり、議員としてしっかり活動したい。」と祝辞を述べました。

 


桜が満開

伊那地域では桜が満開になりました。

伊那市の高遠城址公園、春日公園、伊那公園の桜の3大名所で同時に桜が満開になり、高遠城址公園では県外からの花見客が訪れて、道路は大渋滞となりました。

私の家の近くでも、あちらこちらで桜が満開になりました。

私は、4月12日(土)に久しぶりにウォーキングに出かけましたが、富県地籍の農地の土手に植えられた桜が満開となり、歩みを止めてその美しい姿を眺めました。

桜の遥か遠くには中央アルプスの残雪を見ることができ、桜と残雪のコントラストが見事でした(写真)。

これからは日に日に暖かくなり、二つのアルプスやその前山の緑が濃くなり、民家に植えられた様々な花木の花を楽しめることができるなど、大変いい季節になります。

今年度は県の監査委員になり公務で忙しい日々が続きますが、時間を見てウォーキングに出かけ、自然の美しさを楽しみたいと思います。


准看護学院を建設

4月12日(土)に、「上伊那医師会附属准看護学院」の建設工事の起工式が伊那市荒井の現地で行われ、地元県会議員として出席しました。

現在の施設は伊那市狐島にありますが、建設後60年近くが経過して老朽化しているため、移転改築するものです。

移転先の土地は伊那市の「富士塚スポーツ公園運動場」の西側にあり、近くに上伊那消防本部や上伊那薬剤師会の施設も立地しています。中央道小黒川スマートICから近い位置にあります。

准看護学院は定員が40名ですが、定員割れの状態が続いているため、改築後は30名になります。

地域医療にとって最大の課題は医療人材の不足ですが、今回の准看護学院の建設は地域の看護人材を安定的に確保することにつながります。

新たな施設は、これまでと同様に上伊那医師会館を併設します。

現状の施設は敷地が手狭でしたが、新たな敷地は充分な面積を確保し、駐車スペースも広く確保できます。

起工式当日は、近くの春日公園では桜が満開で大変穏やかな日となりました。新施設からは、南アルプスの勇姿を望むことができます(写真)。

私は、これまで一般質問や委員会の審査の中で、看護人材を含む医療人材の確保について発言をしてきましたが、伊那地域は医師や看護師等が不足している状況にあり、今後も引き続き発言をしていきます。