4月18日(金)に伊那市内で「上伊那地区保護司会」の総会が開催され、地元県会議員として出席しました。
保護司は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるための活動をしています。法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員とされていますが、無報酬です。上伊那地区には、73名の保護司がいます。
主な業務は、①犯罪や非行をした人を更生させるために、指導や助言を行う。②少年院や刑務所に収容された人が釈放された際に、社会復帰のサポートを行う。③犯罪・非行防止のために地域社会での理解を深める活動を行うことなどです。
更生等のための面接指導は中々難しい仕事であり、活動のための研修を積極的に行うなど、多忙な日々を送っています。
無報酬のため、活動のための費用は保護司が自ら負担するなど、中々厳しい環境にありますが、保護司の皆さんはボランティア精神に燃えて活動しており、本当に頭が下がります。
私は、「保護司の活動に対する、地域の理解が不十分である。このため、県や市町村の支援が欠かせない。特に行政の広報活動が重要であり、議員としてしっかり活動したい。」と祝辞を述べました。