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教育7団体が県要望活動を実施

10月9日(木)に、県庁で上伊那教育7団体(議長は上伊那PTA連合会長)による県への要望活動があり、地元県会議員として同席しました。

この活動は毎年度実施しており、議長から県教育委員会、健康福祉部(写真)、県民文化部の各部長(教育委員会は教育長)へ要望書を渡し、内容について回答がありました。

要望の主な内容は、次のとおりです。

  •  教育委員会:高校再編における魅力ある高校づくり、教職員の配置拡大、教職員不足の解消、伊那養護学校における施設整備・教育の充実、特別支援教育の充実、部活動のスムーズな地域移行
  •  健康福祉部:特別支援学級や伊那養護学校卒業生の卒業後の社会参加、生活の場の確保
  •  県民文化部:児童相談所の上伊那地域への早期開設、「たかずやの里」への支援の充実

席上、私は教育委員会に関して次のように述べました。

「配慮や支援を要する子どもへの対応が最も重要であり、教職員の配置を充実すべき。伊那養護学校はハード・ソフトの充実について、早期に課題を解決すべき。教員不足は深刻で、各学校では確保に苦労しており、早期に解消すべき。高校再編は上伊那地域は県下で最も進んでいるが、県下のモデルとなるような再編を実現して欲しい。部活動の地域移行について、保護者負担の軽減を重視して対応すべき、また特に文化・芸術系については課題が大きいので、配慮願いたい。」


知事への施策提案を実施

9月24日(水)に、長野県林業振興研究会(県議会議員の有志により構成)による知事への施策提案が実施され、会員として参加しました。

当日の提案事項は、次のとおりです。

1 主伐・再造林に向けた信州の森林づくり事業等の実施

・ 要望額に見合う公共造林予算の確保

・ 森林づくり県民税の配分の見直しと森林整備事業へ拡充

2 県産材利用促進条例に基づく実効性のある基本方針の作成と利用促進に向けた施策の展開

・ 県産材の公共建築物での活用、非住宅建築物の木造化・木質化の推進

・ 県産材を活用した住宅への助成制度の継続・拡充、公共土木工事などへの活用

3 人材育成に向けた取組強化

・ 造林保育従事者の育成

・ 林業大学校の履修内容の見直し、中高生に向けたキャリア教育、新規林業従事者確保・定着

4 確かな木材品質確保に向けた施設整備への支援強化

・ 木材の加工施設や乾燥施設の設備導入や増産に伴う更新への予算措置

5 市町村森林整備支援事業に対する補助の拡充等及び森林経営管理制度等に関する支援体制の強化

・ 獣害対策、松くい虫対策などの市町村支援事業の予算の拡充

・ 森林環境税を活用した森林経営管理制度の推進等市町村への支援の強化


暴力追放・地域安全市民大会に参加

9月27日(土)に「暴力追放・地域安全・伊那市民大会」が開催され、地元県会議員として参加しました。

この大会は暴力追放・地域安全・交通安全を推進するために、伊那市・伊那市防犯協会・伊那市交通安全協会の共催で毎年開催されています。

電話でお金詐欺が多発していますが、詐欺は暴力団の資金源になっていることから、何としても被害を減らさなければなりません。

闇バイトによる凶悪事件などが多発しており、地方都市でも事件が起こり得る時代です。

交通事故は減少する傾向にありますが、高齢者が被害者や加害者になる事故が多発しています。

私はあいさつの中で「事件や事故を防ぐには、地域が一丸となった地道な活動が欠かせない。今後もこの大会を継続して開催していただきたい。」と述べました。