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各種団体との懇談会を開催(その1)

9月17日(水)から19日(金)までの3日間にわたり、県庁で県議会自民党県議団と各種団体との懇談会を開催しました。

この会は、来年度の国や県の予算・施策について意見交換を行い、団体の要望を反映するために、毎年度開催しています。

今回は29団体から代表者が出席し、それぞれ1時間にわたり意見交換を行いました。県議団は3グループに分かれて出席しました。

私が参加した団体のうち主な要望内容について、2回に分けて報告します。

 

1 宅建協会

・ 空き家対策の充実

・ 野生動物による被害の防止

・ 農振除外申請の緩和

2 生活衛生同業組合(社交飲食業・料理業・飲食業・理容・美容・ホテル旅館業・クリーニング業等)(写真)

・ 関係営業者への支援


諏訪地域振興局を監査

9月17日(水)に、4名の監査委員全員で諏訪地域振興局(諏訪市)の監査を行いました。

監査では、最初に局長から管内の業務の概要について総括説明を受け、その後各課の業務について監査を行いました。

私は、主に次の事項ついて質問をしました。

【リニア・企画振興課】

〇 地域振興推進費について

Q 諏訪湖のヒシの繁茂が課題になっているが、今後除去をどのように進めていくのか?

Q 諏訪湖の漁業の振興に取り組むことになっているが、現実問題として振興は可能か?

Q ジビエ料理による諏訪地域の魅力発信を進めることとしているが、鹿料理と合わせる料理とアルコールは何か?

【農地整備課】

Q ため池の廃止事業が多いがどのような理由か?

A 農地の宅地化が進み、農地に引水するため池の必要性がなくなったため。

 

書類監査終了後、2カ所の工事施工箇所の現地調査を行いました。調査箇所は、林地荒廃防止事業(降雨による林地崩壊箇所の吹付工)(写真。青木監査委員と、猛暑のため日傘を使用)、経営体育成基盤整備事業(用排水工)です。


環境・文教委員会を開催(その3)

【環境委員会】

1 ペレットストーブ

Q1 伊那市の全ての学校でペレットストーブを導入したが、教師や子どもは寒いと評判は悪く、暖房能力が低いのではないかと考える。県では導入補助をしているが、導入を推進する理由は?

A1 林業の活性化につながる等の理由から、平成18年から制度を創設した。 

Q2 薪ストーブの導入に県として支援すべきではないか?

A2 現在林務部で支援について検討している。

 

2 太陽光発電

Q1 伊那市(前原の林地)で太陽光発電施設の設置について、地元では災害(水害)の発生の恐れがあるなどの理由から、設置に反対してきたが、設置工事が強行され既に発電を開始している。県は林地開発の許可を出すなどこの事業に関与しているが、この案件についての所感は?

A1 現在設置に反対する市と事業者が係争中であり、現状では県としての所感は出せない。設置に必要な隣接地の同意を得るにあたり、本来は敷地の隣接地の所有者の同意を得るべきところを、隣接地ではなく設置敷地内の土地を分筆して、土地所有者の同意を得ており、この件に関しても争われている。

Q2 なぜ伊那市は設置を許可したのか?

A2 市は条例に基づき、隣接地の同意がなく地元の同意もないことから、設置に反対してきたが、業者から訴訟を起された。現在は係争中であるが、いつまでも市が反対していると、損害賠償請求を事業者から請求される恐れがあるとの理由から、市は事業者と設置の同意書を締結した。