権兵衛トンネル開通20周年

国道361号権兵衛トンネルの開通20周年記念式典が伊那市内で開催され、地元県会議員として出席しました。

式典には、県選出国会議員、国交省道路局長や中部地方整備局、県会議員、県建設部、県上伊那地域振興局、沿線市町村、関係市町村議員など関係者が出席しました。

私は20年前の開通式典に、伊那市助役として出席しました。

私は、来賓祝辞として次のように述べました。

「20年前の開通式典では、県を代表して田中知事が出席した。脱ダム論を展開する田中知事が祝辞を述べられたのには若干違和感を抱いた。道路は「命の道」と言われるが、正にこの道は「命を救う道」である。過疎化に伴い木曽地域では地域医療の維持が課題。そうした中で来年から木曽病院ではお産ができなくなり、伊那中央病院などで出産することになる。また、現在も救急患者は伊那へ運ばれている。これは道があって実現するもの。一方姥神峠道路については、県の方針転換により整備が中断され、その後見直しで再開されている。姥神峠道路が整備されて初めて「伊那木曽連絡道路」が完成するのであり、早期の整備促進を期待する。」