議会で一般質問(その1)

9月30日(火)に、県議会9月定例会の本会議で一般質問に立ち、知事等に提案や質問を行いました。

その概要を5回に分けて報告します。

 

1 公益通報制度について(その1)

※ 公益通報制度とは? 公益のために、組織や職員等の法令違反行為を通報できる制度。法律により、通報者は解雇等の不利益な取扱いを受けない。

※ 兵庫県では知事のパワハラ行為等(パワハラ的な言動、政治的な偏向人事など)を内・外に通報した元局長が懲戒処分されたが、これは法律違反と認定された(元局長は処分を受けた後に自殺した)。

(1)兵庫県の制度

Q1 兵庫県の公益通報や職員への処分等については問題視されているが、公益通報制度の意義と公益通報者保護の重要性について、どのように認識しているか?

A1(知事)公益通報制度は、職員が窓口に通報することで、法令違反や不正行為を早期に発見し、拡大を防止して行政の透明性と信頼性を高めるための重要な仕組み。本県の公益通報制度は、平成16年に制度を構築して以来20年以上にわたり運用を行ってきた。制度が有効に機能するために、通報者が安心して通報できる環境整備が必要であり、今後も適切な運用を行う。

 

(2)長野県の制度(その1)

Q1 通報者の不利益扱いを防止することが大変重要であるが、県の制度は十分か?

A1(知事)公益通報に関する調査を行う職員を除いて、通報内容は庁内で共有しないことにしている。また通報に関する調査結果に基づく対応については、外部の公益通報委員から意見を聴取して調査結果を公表するなど、手続きの透明化も図っている。