3月27日(木)に、伊那市東春近にある児童養護施設「たかずやの里」において小規模グループケアの開所式があり、地元県会議員として出席しました。
「たかずやの里」は、以前は伊那市富県の高烏谷山麓にありましたが、施設が老朽化し、また危険個所に設置されていたため、平成26年3月に現在地に移転改築されました。
これまでは定員8名のユニットが5棟設置されていましたが、生活単位を1ユニット当たり8人とする国の基準が6人以下へと変更になったことから、児童を収容しきれなくなり、ユニットの増築が必要となりました。
この度2ユニットを増設する工事が完成し、この日に完成式を迎えました。これまでの5つのユニットは定員が6名となり、新しい2ユニットは定員を4名としました。
新ユニットは木造平屋建てで、2棟の延床面積は305㎡、総事業費は1億3,674
万円です。木をふんだんに使用し、南向きのため暖かい日が差し込む造りとなっています。全室個室でプライバシーが確保されています。
私は祝辞で「ゆとりのある新たな施設で、子どもたちがのびのびと元気に暮らして欲しい。」と述べました。