● 農政部関係(その2)
3 水田農業について
Q 水田の5年水張問題(5年に1回水張を行わないと国交付金を受けられなくなる)の中で、中山間地においてこれまで「水田活用直接支払交付金」対象の水田について、長年そば栽培により畑として耕作している場合に、水張ができないため交付金が受けられなくなる水田が出てくる。法人等に作業委託している場合、交付金収入がなくなるため、法人等では受託しなくなる。畑地に転換すれば国の支援を受けられるが、5年の期間限定であり長期的な対策にはならない。農地として経営を継続するため、5年水張ができない水田については、何らかの支援策が必要ではないか?
A(課長) 畑として経営していくしか方法はないが、国に対して支援策を要請する。
4 厚生連病院への支援との連携について
Q 公立病院と同様に、厚生連の病院も厳しい財政運営を強いられている。厚生連の病院は地域医療の基幹的な機能を担っている重要な存在である。公立・公的な病院が無い地域においては、厚生連の病院の果たす役割は大きい。医療環境が厳しい中で、現在公立病院が受けている国からの特別交付税措置額について、厚生連病院についても特別交付税措置を通じて補助を受けられるように、所在市町村に対して要請すべきではないか?
A(課長) 制度の充実を国に要請していく。また地域医療調整会議の場において、国の財政支援制度の活用を市町村に要請する。