2 学校教育の課題について(その3)
(2) 高校教育について(その2)
Q3 若者の定住促進のため医療環境の整備が不可欠であるが、県内の医師数は地域による偏在が大きく、医師確保が大きな課題。県内高校生の近年の医学部進学者数は大幅に減少しているが、医学部進学者数を増やすために、今後どう対応するのか?
上伊那では県内でも特に医師数が少ない地域であることから、「伊那新校」における医学部進学コースの設置を地元が要望しているが、具体的にどのように対応するのか?
A3(知事)
信州大学と東京科学大学(旧東京医科歯科大学)には、医学部の地域枠を設けるなど医師を志す意欲ある高校生の支援を行っていく。今後、他の大学の医学部地域枠についても交渉を行い、さらなる拡大を行う。
「伊那新校」については、県立高校の特色化の一環としての医学部進学を含む難関理系コースの設置の検討や、医療系大学との授業連携等の検討を含めて、医学部進学を希望する生徒に対応した学びができるよう取り組んでいく。