県議会で一般質問(3)

2 学校教育の課題について(その2)

(2) 高校教育について(その1)

Q1 高校再編に係る「再編実施計画懇話会」目的及び位置付けは? 懇話会において出された意見や要望をどのように新校に反映していくのか? また、今後どのように地域の理解を得ながら再編に関する手続きを進めていくのか?

A1(教育長)

 懇話会は、新校における再編実施計画を策定するにあたり、学校像や教育方針、教育内容、校地活用等について学校関係者や地域の代表者等からなる構成員に意見を聞くために開催するもの。懇話会で出された意見や要望等については、県教委が策定する新校の再編実施計画に反映させていく。今後、より一層学校関係者や地域の代表者と随時進捗状況の情報共有を図るなど、地域の皆様との合意を大切にしながら、共に再編を進めていく。

 

Q2 再編に伴う新校の「目指す学校像」は、従来からの延長線上のものではなく、生徒が行きたいと思えるようなものであるべきと考えるが、新校の特色化や魅力づくりについてどう考えているのか?

A2(知事)

 9月には、教育委員会が県立高校の特色化に関する方針を取りまとめた。この中では、「様々な選択肢から、自分の進路に向かって学ぶ」、「社会に求められる技術・能力を身につける」、「長野県のリソースを使った地域での学びができる」、「一人ひとりの個性や多様性が尊重される」という4つの視点を基に、各校の特色化を進めていく。高校再編は単に再編・統合という議論だけではなく、特色ある高校づくりを進めていくことが大変重要。