県議会委員会の現地調査(その1)

8月5日(月)・6日(火)の2日にわたり県議会農政・林務委員会の県内調査が実施され、委員として参加しました。

今回は、中信・北信地域の委員会に関係する現地機関や事業の調査を行いました。調査の主な内容を2回に分けて報告します。

 

5日は、大町合同庁舎、高瀬川沿岸水利施設(大町市)、森林環境保全整備事業(大町市)、ワイン工房2社(千曲市)です。

大町合同庁舎では、北アルプス広域連合、大北農協から陳情を受けました。

【北アルプス広域連合】

・ 農業振興に関しては、水田の水張りルールなどについて陳情がありました。

・ 林業・森林関係では、北アルプス森林組合における補助金等返還計画、森林づくり県民税、野性鳥獣害対策などについて陳情がありました。

・ このうち、北アルプス森林組合における補助金等返還計画については、過去の補助金不適正受給に関する補助金返還計画がありますが、組合の現状の財務状況では計画通りの返還が厳しいため、返還計画の見直しを県で検討して欲しいというものです。

・ 私はこの件について発言し、「この件については、県議会の6月の委員会では検討資料が出されていないため、9月議会に検討が持ち越されている。財務状況や返還計画の見直しに関する詳細な資料を組合から県に出してもらい、資料を精査の上で県議会としてもどう対応すべきか検討したい。」と述べました。