商工会の総会

5月15日(水)に市内で商工会の総会が開催され、地元県会議員として出席しました。

会員数は300名余りですが、旧3商工会が合併した平成19年の500名余りに比べると激減しています。これは、事業をやめた会員が多いことによると思います。

このため、今回の総会で理事の数を24名(平成19年は30名)から17名に減らしました。

商工会を取り巻く環境は、非常に厳しいものがあります。物価の高騰によるコストの増加、人手不足、事業継承への対応、DX化への対応など課題は山積しています。

私は祝辞の中で次のことを述べました。

「地方の商工会の皆さんの経営環境は大変である。都市部の大企業では増収増益、賃金の増加など景気がいい話ばかりである。地方と都市の格差が拡大しており、国が責任をもって地方経済の活性化策を推進しなければならない。商工会は県からの補助金(2,400万円余り)に頼っているが、会員数を基礎に補助金額を算出する現在のやり方では、補助金が減るばかりである。事業内容に応じた補助金額にすべきであり、今後議会活動の中でしっかり県に求めていきたい。」