9月県議会で一般質問(2)

伊藤教育長          伊藤教育長

9月県議会定例会が開催され、私は10月2日(金)に一般質問を行いました。

4回に分けて質問の主な内容を、お知らせしています。

第2回目は、「学校教育の充実について」の質問です。

【質問の要旨】

・長野県教育を再生するためには、何よりもまず学校教育を充実させなければならない。

・子どもたちの学びを保障する学習者視点」の教育こそが、学校教育の充実につながると考える。

・伊那市立伊那小学校の「総合学習」の教育理念は、「はじめに子どもありき」であり、長野県教育が目指す方向と一致していることから、これを全県下に広めていくことを提案したい。

・「学習者視点」の教育を進めることにより、現在抱えている教育的な課題については、相当程度解決することができると考える。

・そこで、伊那小学校の「総合学習」教育理念をどう評価するか、「学習者視点」の学校運営をどのように進めようとしているのか、伊那市にゆかりのある教育長(ご両親が高遠町出身)の考え方をお聞きする。

【教育長】 伊那小学校では、信州らしい自然や風土を活かしながら、子どもの求めや願いを大切にし、子ども自身の学ぶ力を育てる実践を古くから積み重ねてきている。こうした活動は、現在全国で展開されている「総合学習」の一つのモデルになっており、県内だけでなく全国から注目されている。

県教育委員会としても、子どもたちのことを第一に考える「学習者視点」が重要と考える。子どもたちや保護者の意見も聞きながら学校評価の充実に努め、学校教育の充実に取り組んでいく。