4月8日(月)に、長野県南信工科短期大学校(上伊那郡南箕輪村)の入学式が行われ、地元県会議員として出席しました(写真は式出席の県議)。
この短大は、これからの県の産業を支えていく「ものづくりのスペシャリスト」を育成するために、平成28年4月に開校しました。
今年は、専門課程32名と短期課程7名の合計39名が入学しました。
専門課程は「機械システム学科」と「電気システム学科」の2科があり、修業期間は2年です。専門課程の出身高校は南信が81%と多く、上伊那出身は44%です。
短期課程は社会人向けの「機械科」があり、修業期間は6か月です。
新入生を代表して「電気システム学科」の野口光歩(みほ)さんが、誓いのことばを述べました。
専門課程では、4年制大学で学ぶ内容を2年間で学ぶため、密度の濃いカリキュラムが組まれています。また、大学では履修できない先端機器を活用した実習に力点が置かれています。
この短大の特長は、地元の企業が短大振興会を結成し、企業の専門家が短大で学生を指導したり、学生が企業に出向いて実習を受けられるなど、地域をあげての応援体制ができていることです。
就職率は100%で、ほとんどの卒業生が県内に就職しています。
私は、若者の定着のためには学生が県内に就職することが重要であると考えており、工科短大が果たす地域貢献への役割は大きいと思います。