県議会決算特別委員会の調査を実施(その2)

9月5日には北信地域・長野地域の機関で、北信保健福祉事務所(写真)、飯山警察署、北信建設事務所、川中島水道管理事務所です。

北信保健福祉事務所では、地域医療構想等について質疑をしました。

①地域医療構想について

【酒井】北信圏域の医師不足や病床数不足が課題となっている中で、国では地域医療構想に基づき、病床数を削減する方針(北信圏域では2割削減)である。圏域の地域医療構想調整会議では、医療機関等から削減に関して反対意見はないのか?

【所長】コロナ禍を経験し、病床数を一定程度確保することの重要性を認識した。地域医療構想調整会議では、病床数削減ありきの議論はしていない。

【酒井】今後、県全体の域医療構想調整会議が開催されるが、病床数確保に向けた意見を出していくことが求められる。

※ 域医療構想調整会議における北信圏域の議論は評価できると考えます。

②がん対策について

【酒井】がん検診の受診率の状況は?

【所長】県内の他地域と比べると、受診率は高いと考えるが、県の目標には達しておらず、引き続き受診率の向上に努める。

※ 県の目標(50%)を上回るよう、更なる努力が必要です。