9月2日(土)に、伊那市高遠町で国道361号無電柱化推進事業等の報告会が開催され、地元県会議員として出席しました。
無電柱化推進事業は、西高遠地籍(高遠町商店街)の国道361号の歩道にある電線を地中の共同溝に移設するものです。
共同溝には、電線・NTT電話線・ケーブル通信線が入ります。
事業規模は1000m(上り・下り合計)、事業年度は平成28年度~令和5年度、事業費は7億円で国庫補助を受けました。
事業により、良好な景観形成と地震等による電柱の倒壊防止を図ることができます。
もう一つは、国道361号西高遠地籍の法面の崩落防止を図る事業です。
平成29年1月に、道路法面の岩盤崩落事故が発生し、通過車両があれば大事故につながるような状況でした。
この地域の法面は、花崗岩の岩盤で構成されていますが、経年劣化により風化が進み、崩落しやすい状況にありました。
そこで、崩落防止のための工事(ロープネット・モルタル吹付・鉄筋挿入・落成防止網・グラウンドアンカー)を実施しました。
事業規模は延長400m・面積23000㎡、事業年度は平成29年度~令和4年度、事業費は7億円です。