4月5日(火)に、伊那市の伊那公園で「伊那節まつり」が開催され、地元県会議員として参加しました。
このまつりは、昭和35年(1960年)に伊那公園内の東大社の鳥居の近くに、「伊那節発祥之地」の石碑が建てられてから、毎年桜の時期に合わせて開催されています。今回で63回目となりました。
伊那節は、古くは「おんたけやま」(御嶽山)と呼ばれた馬子唄です。
元禄9年(1696年)に「権兵衛峠」が開通し、以来伊那と木曽の交流が盛んになり、権兵衛峠を行き来した馬子たちが口ずさみ、広く伊那の地域で歌われるようになりました。
まつりでは、伊那節振興協会の皆さんにより、三味線・太鼓・尺八に合わせて歌と踊りが披露されました(写真)。
私はまつりの式典の中で、あいさつをさせていただきました。
「ウクライナでも、美しい桜を見ることができると聞く。残念ながら今は戦禍にあり、見ることが叶わない。一日でも早く戦争が終わり、人々の生活が元に戻り、安心して桜を楽しめる時が来ることを願うばかりである。」と述べました。
春になれば満開の桜を楽しめることができるのは、大変幸せなことです。
国外の戦争や紛争などを見るにつけ、日本では何もしなくても平和な暮らしが保障されているわけではありません。
戦争に巻き込まれたり、戦争を仕掛けたり、戦争をする国になってはいけないと思います。