9月4日(金)に、上伊那教育7団体主催による上伊那教育財政懇談会が伊那市内であり出席しました。
この懇談会は、7団体(教育委員会協議会・PTA・上伊那教育会・中学校長会・小学校長会・校長教頭組合・教職員組合)と上伊那地域選出の県議会議員が、県政に対する要望事項について意見交換するために、毎年開催されています。
「伊那養護学校のトイレが一部和式であり、障害のある子供たちには不便であるので改修して欲しい。寄宿舎が老朽化しており、計画的な改築をして欲しい。医療ケアのための看護師の待遇改善を図って欲しい。」
「高校の定員について、地域ごとの中学校卒業生数の実態に即した募集定員にして欲しい。」
「養護教諭が多忙なため、学校配置数を増やして欲しい。」など、多くの要望事項が示されました。
伊那養護学校からの要望や、特に配慮を要する子供たちのための教員や支援員の増員要望については、優先して取り組まなければならないと思いました。
教員の皆さんは、指導しなければならない教科内容が濃く、様々な事務処理にも追われて毎日多忙を極めており、中々休みも取れないようです。
また、様々な悩みや障害などを持った子供たちの教育については、教員等の配置がまだ十分とは言えず、大変苦労されています。
教育は国の基本です。子供たちは地域の宝です。
これからの地域を担っていく子供たちが、健やかに育っていくための環境を整備していかなければなりません。
この懇談会を通じて、子どもの視点に立った教育を進めるために、努力していかなければならないと痛感しました。