豪雨により国道152号が通行止め

前線の停滞に伴い、9月4日(土)の夕方から伊那市では豪雨に見舞われました。

伊那市には土砂災害警戒情報が出され、長谷地区では避難指示が出されました。

この豪雨により、長谷中尾地区の中尾橋付近では国道152号が接する山林の法面が崩壊し、大量の土砂が道路に流出したため、通行できなくなりました。

5日の早朝から土砂の排除作業が行われ、片側通行が可能となりました(写真。右側は三峰川)。

私は5日の朝現地調査を行いましたが、土砂には岩が混じっていることから、法面にある軟弱な岩盤が崩れた可能性があると思います。

この箇所のすぐ南側も過去に法面が崩壊し、復旧工事が終了したばかりです。

この道路が通行止めになると、大鹿村方面へ行くには他に迂回路がありません。

そのため、長谷の市野瀬や杉島などは孤立してしまいます。

当面は伊那建設事務所が応急工事を行い、通行の安全を確保しますが、早急に復旧工事を行う必要があります。