7月8日(木)に伊那養護学校を訪問し、改修が必要な箇所などを調査しました。
養護学校は県内各地に設置されていますが、児童生徒の増加に伴い教室数が不足したり、施設が老朽化したり、トイレの改修が必要な個所があるなど、様々な課題があります。
県教育委員会では、今年3月に「特別支援学校整備基本方針」を策定し、これに基づいて整備を進めることとしています。
私の地元にある伊那養護学校は、昭和55年に建設され40年余が経過して、あちらこちらが老朽化するなど、改修が必要になっています。
これまで入学式や卒業式に出席するたびに施設を見学し、施設の課題については承知していましたが、今回は教頭先生から説明を受け、現場を調査しました。
学校が希望する改修箇所は、
① 多目的ホールの天井の照明(8箇所)が切れていて、現在は1か所のみ点灯している(写真)。雨天時などは暗くて学習などに支障があるが、天井が高く学校では対応できない。
② 重度身障者が学ぶ教室(1階。子供たちは車いすを使用。)では、災害時などで屋外に避難するとき、外通路と教室に段差があるため、スロープが必要であるが設置されていない。
③ グラウンドにある国旗等掲揚塔(3本)が老朽化して倒れる心配があるため、撤去が必要である。
④ 洋式トイレに改修する箇所が複数カ所ある。
⑤ プールのろ過タンクが老朽化しており、更新が必要である。 などです。
子ども達が、楽しく安心して学習ができる環境にするために、議員として活動していきます。