6月議会で一般質問(6)

Ⅱ 女性の尊重について(3)

2 女性が尊重される社会について(2)

Q3 女性が尊重される社会の実現に関して、県の調査によると、男女を取り巻く偏見や決まり、慣習、しきたりが解消された社会を望む県民が多いが、知事はどのように認識しているのか? その上で、偏見や決まり、慣習、しきたりなどで、女性が不利だと感じられるものは解消していくべきと考えるが、如何か?

A3(知事)

全くそのとおりだと思う。多くの県民が男女に関する偏見や慣習、しきたりを無くしていくことが男女共同参画を進めていく上で重要だと考えているので、引き続き状況認識をしっかりと持ち、その解消に努めていく。

 

 Q4 固定的な意識や慣習などを解消していくには、県と市町村、地域、企業などが連携して取り組まなければならず、知事のリーダーシップが求められるが、如何か?

A4(知事)

各部横断的にそれぞれの課題として、男女共同参画を認識して取り組んでいくことが重要。そうした中で、私もリーダーシップをとりながら、具体的な成果が上がるような実現に向けて全力を傾注する。

 

 Q5 固定的な意識や慣習などを変えていくために、生涯学習や公民館活動が最も効果的と考えるが、学びの県を標榜する県として、生涯学習や公民館活動にどのように取り組んでいく方針か?

A5(教育長)

固定的な役割分担意識や慣習などを解消するための方策として、全国一を誇る公民館活動を通じた学びが有効と考える。公民館活動を支える役割を担うのが長野県生涯学習推進センターであり、公民館活動等の地域における学びを通じて、固定的な役割分担にとらわれず、多様な価値観や属性の人々が参画し持続可能な地域を作っていくことが重要と捉え、生涯学習推進センターにおいてそのような学びをコーディネートする力量とマインドを持つ地域の支え手の育成を進める。