5月24日(月)に県庁で国道153号伊駒アルプスロードの整備について、伊那市長から県建設部長への要望があり、地元県会議員として立ち会いました。
この国道はリニア関連道路として昨年度事業着手したバイパス道路で、国土交通省(飯田国道工事事務所)が県に代わって事業を行っています。
整備ルートは、駒ケ根市・宮田村から北上して西春近下牧地籍を通り、天竜川を渡って東春近を通り、三峰川を渡って伊那市美篶に至ります。
下牧地籍では、現在の国道153号と伊駒アルプスロードが近接するため、市がこれらをつなぐバイパス道路(下牧伊駒線)を整備します。
そして、新設市道と現国道の交差点部分は現国道のルートを少し移動する必要があります。
この交差点改良には多額の費用(億単位)を要することになるため、市としては県に負担することを求めており、今回県に要望活動を行ったものです。
私は意見交換の中で、「市としては伊駒アルプスロードの整備に関して関連市道を新設や改良するなど、多額の費用負担が生じるため、関連して行う現国道の改良や交差する県道の整備については、可能な限り県として負担することが望ましい。」と述べました(写真)。
私は、これまで数回にわたり伊駒アルプスロードの整備に関して、県議会の一般質問で取り上げてきましたが、重要なことは地元の意見や要望が十分に反映されることです。
伊駒アルプスロードは、今年度は測量、地質調査を行い、一部区間は設計に入ります。
設計が完成すれば、いよいよ地元との詳細な協議に入ることになります。
私は地元の意向が事業に反映されるよう、しっかり活動していきます。