市道環状南線開通

 

 3月28日(日)に市道の環状南線の竣工式が行われ、地元県会議員として出席しました(写真はテープカットの様子)。

 この道路は市役所前を東西に走る通称「ナイスロード」ですが、天竜川を渡り国道153号と交差した地点で行き止まりとなっていました。

これを西に延伸して南北に走る市道小黒川大橋線(広域農道)まで整備したものです。

 今回整備したのは延長1300mで、幅員は12.5~14mで、事業費は36億円、主な財源は国交付金18億円と合併特例債17億円で、実質市の負担は5億円となっています。

 合併特定債が活用できなければ、有利な財源を確保することができず、事業の実施は困難であったと思います。平成18年の伊那市・高遠町・長谷村の合併があったからこそ事業が実施できました。

 この道路の整備は、伊那市にとっては長年の懸案事項でした。私は県会議員の前は伊那市の副市長としてこの事業の推進関わりましたが、今回の開通は本当に嬉しく思います。

 今事業を進めている国道153号伊那バイパス(県施工)と伊駒アルプスロード(国交省施工)が7・8年先には開通する予定であり、これが開通すれば今回の環状南線と合わせて、市の外環状道路が整備されることになります。

 道路整備には、国や県との連携・協力が欠かせません。私も今後は県会議員として整備促進のために、汗をかいていきます。