上伊那クリーンセンターが竣工

3月22日(金)に、上伊那広域連合が伊那市富県桜井地籍に建設を進めていたごみ処理施設(ごみ焼却施設)「上伊那クリーンセンター」の竣工式が行われ、地元県会議員として出席しました(写真は上伊那広域連合HPより)。

この施設は、上伊那広域圏内にあった3つの老朽化した施設を、1か所に再編して新たに建設したものです。

平成15年に用地の選定作業を始めましたが、建設予定地の地元合意を受けた平成26年度までには、実に12年の期間を要しました。

施設の建設事業費は94億円で、工事は平成28年度から31年度まで3年間かかりました。

私は伊那市の副市長として、また上伊那広域連合の助役として、建設予定地の選定作業や建設予定地の地元合意を得るための協議などに、11年にわたって携わりました。

地元との協議には長い期間がかかりましたが、伊那市の副市長を退任した平成26年までに建設合意を得られたことは、大変ありがたいことです。

また、用地選定から建設工事の完了までの16年間に、事業に関わった伊那市や広域連合の職員の皆さんは大変苦労されました。勿論、地元の皆さんの苦労も大変なものがあったと思います。

公害のない安全な施設ですが、末永く上伊那地域の皆様に信頼され愛される施設であって欲しいと願います。